なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

はてなの変なところ素晴らしいところ

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20131208-00030458/

ブログ全般のことはわからないけれど
はてなにおけるふるまいだったらこの二つが重要かなと思う。


はてなの人は「疎か」な意見を嫌うので、自分なりにでいいからしっかり考えて記事を書きたい

古文ではおろか=疎かという意味だった。
これがだんだん現代の「愚か」の意味になっていたそうだ。

この感覚がはてなにもあるように感じられる。
書いていることは事実として正しいかどうかは、実は最重要ではない。

虚構新聞の某記事についての批判でも「デマ」であること以上に
「レベルが低い」「つまらない」からダメだという反応のが多かったように
「遊び+風刺」ならともかく「風刺ごっこ」として評価する場合、
いい加減なことを書いた記事は叩かれます。

同様に、バカをやること自体はいいけど、
「どうせバつまらない話なんだからいい加減にやってもいいだろ」という姿勢は
はてなではもっとも嫌われると思った方がいい。

イケダハヤトさんとか大彗星の人記事が嫌われるのも大体同じところが原因で、怒ってる人は彼らが「適当に、いい加減に記事を書いている」ようにみえるのかなと思ってます。はてな的にはああいう系統は釣りより低級の存在として認知されてるのではないかと。


とにかく十分に考えられていない、不足や不備があると読者が考えた主張をはてなの人たちは放っておかない。それについて、いろんな人がいろんな角度から口を出す。よけいなおせっかいをする。それが、良いことであると、少なくとも悪いことではないと考えられているのがはてなの特徴ではないかと思う。

口調が悪い人が多いのは大いに難点であるが…。



逆に、ちゃんと思考のプロセスがみえて納得できる話についてははてな民は惜しみない賞賛を送る面があるのではないかと。私はもらったこと無いけど、コンビニ店長さんことMK2さんが大人気だったのとかはその代表格ですね。はてなご意見番のシロクマさんによるこんなコメントも有ります。

こういう思考形跡のあるアカウントを含んでいるあたりが、私ははてなブロゴスフィアの掛け替えのないところだと思う。はてな村はドロドロしたコミュニティではあるけれど、その内外には、PV欲や虚栄心だけでは説明のつかない、「自分で考え、アウトプットしてみること」に重心を置くアカウントが存在している。はてな村内外には批判も多いけれど、自分で考えることをよしとするアカウントがそれなりにいて、コミュニティの雰囲気の醸成に一役買っているって点は、ポジティブに評価していい

http://p-shirokuma.hatenablog.com/entry/2013/12/08/095415

はてなの人が自分に言及したとしても、必ずしも反応することは求められていない。反応したい人にだけ反応すればいい

もう一つは書き手と読み手(コメントする人)の距離感が独特だということです。

もちろんはてブの話。

はてブにおいて、書き手と読者の関係は独特の距離感が在ると感じる。
直接のやりとりをしないで、ふと思った感想を視界のすみっこに届けるような感覚だ。

お互いを個別認識しながら、直接のやりとりをすることは必ずしも求められていない。
どちらもが直接の対話を強制しあわない。
それでもなにか言葉が行き来しているという「ネットならではのやりとり」だ。

私ははてブコメントは非公開なのでそういう使い方はできないのだけれど、
時々読み手に記事の感想を軽く伝えたいなと思うことは時々ある。
実際は非公開のため、できないので、ブログとかtwitterでそういう感想を代用している。

書き手はもちろんそれを無視してもよいし、
使えるものを選んで受け取ってもいい。反論してもよい。 

この発想に本来もっとも近いのがはてなだと思ってます。
りあるであれば言葉を発した時には必ず生じる「コミュニケーション」の部分にリソースをさくことを必ずしも強制されない。自分が書くことに専念することも可能。それかわり、他人の目を言い訳にせずしっかり考えて書きなさい、と。



ただ、現実問題としてははてブスクラムという表現で示されるように反応が極端に偏り、記事のイメージがそれに左右されたり、ネガティブな反応が重なることで書き手心理的負荷がかかることが起こりやすいのが難点。

いやな反応でも無理やり視界に入れられてしまうはてなブログの通知機能は、万人向けではないと思うのでオンオフ設定できるようにはしてほしい。mixiの足跡機能やamebaのアシペタをありがたがっちゃう人には向いてないんじゃないかと思う。

もっといえば、批判コメに凹んで気力落とす人って「自分を褒めてくれるコメント」を過剰に求めてる印象があって、そこはなんだかなーって気はする。一生懸命反応をRTしまくったりね。
批判コメだけじゃなくて、褒めてくれるコメントに対しても反応そこそこにしておかないと、躁鬱みたいになって疲れきるんじゃないかなと思う。


よく批判コメはスルーしろってアドバイスはあっても、褒めてくれるコメントに反応するのもほどほどにって話をしているのが、自分の観測範囲だとid:p_shirokumaさんくらいじゃないかと思ってます。
このあたりはもうちょっとちゃんと認識された方がいいんじゃないかなーというわけで、別途記事を書こうかな。





おまけとして

新旧ユーザの衝突や釣り師の存在等が露呈するようにはてなのシステムには難点を感じる人も多い

ここについては私はあまり詳しくないので他の人の説明を求む。