なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

乙女戦争

乙女戦争7 絶体絶命の状況からの大逆転勝利。しかし、ここからはひたすらつらい展開

マンガでもこんな展開にしたら怒られるだろ、っていう展開が 実際に起きるから現実の歴史ってすごいよな……。 ハンガリー諸侯をまとめていた皇妃バルバラを廃しようという企み フィリップ・スコラーリは、直轄軍による支配を求めていたから バルバラによって…

乙女戦争6  ワゴンブルグ戦法の天敵「クマン人(韃靼人)」傭兵

あー。「韃靼タイフーン」も読まないとなー。 このあたりからは史実の戦争は苦戦が続く一方になるし、ジシュカもあと数年後には病死する。 ここからは厳しい撤退戦、生き残りをかけた戦いになる。 「女の子がひどい目にあう話」の部分が徐々に大きくなってい…

乙女戦争5 内部分裂の危機と「アダム派」「ビカルディ派」の粛清

だんだんとオリジナル要素が増えてきて、資料調べながら読むのが面白くなってきたのでなかなか先に進まないでござる。 ボヘミア第二の都市 クトナー・ホラを攻撃するも失敗 二度目の十字軍決議 ・オーストリア公 アルブレヒト・フォン・ハプスブルクと 神聖…

乙女戦争4 プラハ近辺のヴィシェフラト攻城戦

畑作業の多くは共同作業だ。 農民ってのは号令に合わせて足並みを揃えて動くことに慣れているんだな。 日本も戦術系は得意かもねー。もともとこの当時の銃は、馬をびっくりさせるとかの効果のほうが大きかったと思うんだよねー。鎧貫通とかは流石に違和感あ…

乙女戦争3  黒死病の恐怖

いまよりずっと強大だったポーランド・リトアニア連合王国 ポーランド側はカトリック派だが、フス派にもある程度寛容。 リトアニア人はキリスト教を受け入れていなかったため、異教徒殲滅を掲げるドイツ騎士団と激しく対立。当時はヴワディスワフ2世のもと…

乙女戦争2  プラハ防衛戦①ヴィトコフの丘の戦い

「ヤン・ジェリフスキー」 フス戦争を起こすきっかけになった人物。①フス戦争開始。ボヘミア国王ヴォーツラフ4世(ジギスムントの兄)が急死。②神聖ローマ皇帝ジギスムントが、ハンガリーだけでなくボヘミアの王としても戴冠。 フス派殲滅のための10万か…

「乙女戦争」 ヨーロッパで初めて銃が本格的に使われた戦争

歴史漫画としてもかなり挑戦的な印象を持ちますね。「軍靴のヴァルツァー」と同じく、戦争におけるパラダイム・シフトをテーマとしている作品で、とても興味深く読んでいます フス戦争はヨーロッパ史最初の火器を使った戦いと言われる。1420年代初頭にヤン・…