なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

辺獄のシュヴェスタ2周め 4巻

あらためて、こいつ概念的すぎるわな。この人物をちゃんと描ききれなかったのはこの作品の最大の弱点よね。

人に絶望しすぎてる総長

「人には人を変えられない。信賞必罰の神という概念だけが、人を変える。
 その使命のためなら私は、どんな犠牲もいといません」

人には神なんぞいなくても希望があると主張するエラたち

希望は、どんなに遠くを見渡しても見つからない。
なぜなら、それはいつも、手の中から生まれるものだから。
そのことを私たちは知っていく。


私たちは誰にも屈さず自分たちを統治してる。
昼間は棒で打たれても、私たちはまさしく王様なのよ。



この世に、あらゆる物理にも逆らいうるものが有るとすれば、
それはただひとつ、人間の意志である。


沈黙だけが、そのよる私達の意思を守り抜く武器だった。
そして、夜が明けるまで私たちはそれを死守した。



私がこの作品を一番好きな所

傲慢かもしれない。こんなことになっても、まだ何かできると思うのは。
でも、きめたの。これが一番、正しさに近いって。
あなたが抱くはずの怒りまで奪うのは、あまりにもあなたを愚弄していると思ったからよ。
あなたがもし私に復讐しようというのなら、私も黙って殺される訳にはいかない。迎え撃つわ。今度こそ殺し合いになる。それでも、誰かに本当の意思を奪われたままでいるよりは残酷じゃないと思うから

ここ。
ネット見てると「10:0」の立場を取りたがる人間が多すぎて心底うんざりする。いや、ネットでなくてもそう。上司もそうだしなんでもそう。10:0なわけねえだろ。 べるんとかいう馬鹿はその代表格だったけれど、そうでなくても自分が完全に勝ってないとダメだと思う人間って脳みそ壊れてるだろ。

なんで完全に正しい自分が、完全に間違ってる相手をとっちめるみたいな考えになるんだ。実際はよくて7:3みたいなもんなんだよ。この考え方ができないやつは、簡単に他人に不満を持つし他人を許せないし、自分をごまかすしでろくなこと無い。

本当はそれがわかってるはずなのに、自分も3悪いとか、相手も3言い分が有るとか、そういうの認めながら話をする方法を身に着けてないやつ多すぎる。 クソだよなそういうの。