ミサワをみるたび思いだせ! 「ダニング・クルーガー効果」
ミサワはなぜミサワなのか、を考える上でのキーワードの一つ。
「自己愛性パーソナリティ障害」「発達障害」とかよりもよほどしっくり来る。
・個人的には以前に葛藤した議論なんで、ほとんど同じ結論に帰結してしまい、議論を見ながらちょっとつまんないと思ってました。
・僕の中で結論が出てる(自分の中で対処法を編み出してる)テーマについての言及が多かった。
・自分の中で結論が出ているテーマなので議論にすら今更感を感じてしまった。
僕のレベルがまだ低かった3年前ぐらいに読んでいれば、この辺のページから楽しめただろうけど、今の僕のレベルでは、結論がでたテーマゆえ何の目新しさもない。というよりも、僕の中では30過ぎて、ここに書いてあること…それも解決方法であれ、社会分析であれ「こんなことに悩んでいる奴がいるのか?」と思った
・聞き飽きてるんですよ。そういう「無関係な人からの正論」。ウザイとは言わない。同じ意見だし、頷く点が多いから。ただね、頭でっかちな方向の「中二病」過ぎないかなぁ…。
モバマスのCMみてたいしたことなく感じた。というかアイマスがあざとくうつるし、絵にこだわりがなくてすくになれない。あのCMの絵
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こういう、何を見聞きしても「それはもう知ってる、こいつら大した事無い」と思っちゃうのって、ダニング・クルーガー効果って言うんだっけか
気になったので調べてみた
ダニング・クルーガー効果とは
ダニング·クルーガー効果とは、未熟な人が、誤って自らの能力を平均よりも、はるかに高いと評価して、幻想上の優位性を患う認知バイアスである
http://www24.atwiki.jp/kumicit/pages/925.html
無能な人々は
1 自分のスキルレベルを過大評価する傾向がある
2 他者の持つ本物のスキルを認識できない
3 自らの不適切さが極端であることを認識できない
4 そのスキルのトレーニングを行うと、トレーニング前はスキルがかけていたことに気付く
位置づけとしては「自己奉仕バイアス」に類似する
http://corporate.ofsji.org/souken/bible/facilitation/godaisakugo/
他には「not-invented-here症候群」にも似てる気がする。
この本で語られる「半分だけ正しい常識の罠」(生兵法でけがをする原因)というのも
この「ダニング・クルーガー効果」と絡めて考えると面白い。
誰にでも在ることで、バカだけの特徴というわけではない
能力がない人が自分の能力を把握できないというものです。
http://www.shinrigaku-news.com/article/61624723.html
「自分の無能さを、把握できないほどに無能」という書き方をすると皮肉すぎですが、「人は自分が得意でない分野では自分の能力を見誤る」と言うならば納得できるのではないでしょうか。
やたらと自信満々で、ひたすら他者を言い負かそうとする人ほど、傍から見ると無知に見えることがないでしょうか?
http://ryusoul.tumblr.com/post/306538405/dunning-kruger
トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する
http://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20120816/p1
「トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する」と呼ばれている投稿が必ず現れる。の原因は、自分を理解するためのスキーマを使って他人の投稿を読むために起こっているものだと考えられる。「こんなことを言うのは、こういう背景があるからだろう」という推測、つまり行間を読むのは、自分のスキーマをベースに考えているわけだ。「自分がこんなことを言うのは、こういう場面でだけだから…」というわけである。なら、自分もそういう方法(あくまで推測)で応酬してやろうとして、トンデモさんが応酬のための批判をはじめると「トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する」になる。
他者理解を伴わない(つまり、議論相手用のスキーマを形成する努力をしない)批判をするのならば、懐疑論者だってそうなるのだ。トンデモさんとの違いは目立つか目立たないかといったところである。結果的に、こういったタイプの批判をするときは、自分のスキーマをさらすことになっている。
自分を天才と言い続ける人の心理
- 「自分は天才だ」と言い続けているのは、どうしてなんですか?
岩崎 それはね、嫌なヤツになりたくなかったから。
丸山 普通だと、「天才だ」って言っているほうが嫌なヤツですけど……。
岩崎 いやいや。結局、「自分は天才だ」ということに確信を持っているのに、それを隠していると、嫌なヤツになってしまうんですよ。だって、天才じゃない自分を演じきれないから、どこかで必ずボロが出るんです。もっと本質的に嫌われてしまう。「俺は天才だ、天才だ」って言ってるほうが、本質的には嫌われないんですよね。
https://cakes.mu/posts/2695
もっとも、ダニング・クルーガー効果は、
ミサワ的人間の説明において万能というわけではなさそうだ。
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-2281.html
ダニング・クルーガー効果もこの現象の原因ではあると認めるが、どっちかと言うとこれは、アメリカの教育が自尊心を増大させていることが一因のように思う。良いことを実行させるよりも、文化の良いと思わせる点を強調している。アメリカより科学などで抜きん出ている多くのアジアでは、それほど自尊心を強調しようとする概念がない。でもそれなりに満足を得ているか、自尊心が高い国より幸せだったりする。それは幸福の本質が単に自分のことをどう思うかだけではないからだ。