ともあれ互助会は滅びるべきである

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ergオタによる「車輪の下」感想2

読書会用のメモ。とりあえず読みながら意識したものについて箇条書きに。


ひぐらしのなく頃に/惨劇RoopeR
結末は知っているせいか、どうしても死を回避するためにどこがフラグだったのかをチェックして、それを回避するためにはどうしたらよかったのか、という視点で読んでしまう。
こういうループ思考、ゲーム的に捉える思考は、自分の人生を充実したものとして過ごすためにはあまり好ましくないような気はする。



蛸壺屋の「けいおん」3部作
この同人作品限定だけれど、ハンスくんと、秋山澪には通じるものを感じる。
もちろん、秋山澪とハンスの違いは、ハンスは「現実に上まで上り詰めて」そこから落ちるのに対して、秋山澪は「プライドだけが増大していた(勘違いともいう)」のが落ちただけなので、現実的なチャンスの有無という大きな違いはある。ただ、どちらも墜落してから、肉体労働に落ち着くというところは似ている。 




・13の理由
ひぐらしのなくころに」と同様に、私の認識では「ハンスが死んだ」後になぜ死んだのかの記録を読んでいる感覚なので、「ハンスが死んだ納得する理由を知りたい」という視点が先行する。こちらの作品では、最初は「自殺したこの自意識過剰、うぜぇ」って思ってるのが、だんだん裏返っていき、最後に「誰かこの子を助けてあげてよぉ!」って気分になる。 




トーマの心臓/放浪者
ギムナジウムのBL的描写について。ちなみに私は「風と木の詩」は未読です。



きっと、うまくいく
「学校」や社会が生徒たちに行き方を強要するという「車輪」の構図が類似。「車輪の下」でイメージされているドイツは1880年台であり、ちょうどドイツの興隆と国家プロジェクト的なエリート育成の風潮が「車輪」として若者をすりつぶしていくという構図はおそらく各国で描かれている。
日本では「坂の上の雲」みたいな描かれ方をすることが多いのかもしれないけれど、実際は、「日本型教養の運命」で描かているように、多数の自殺者、脱落者を出している。(藤村操などで検索すると良いです)

ただ、「きっとうまくいく」はエンタメ作品だし、登場人物が大学生であることもあり、自殺したり、逃げ出したり、落第したりするだけでなく、「うまくいく」良い結末なので、「車輪の下」読んで気分が暗くなった後に読むと楽しいのでは。



・アニメSchool Days
うまく言えないけれど、
ハンス君の「疲れやすさ」「流されやすさ」と伊藤誠の「倦怠感」「節操の無さ」に類似を感じる。お互い芯の部分が極めて弱く、かつ種々の誘惑が襲ってきてそれに耐え切れない、己を制御しきれないのも似ている。その結果、悲惨な結末になるところも。
だからこそ、ハンスくんが、作品の最期のような結末を迎えず生き延びた時にどうなっていたのかを読みたかったりする。