なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

大阪市と堺市の財政比較

規模で言うと、大阪市堺市の約5倍の経済規模を誇る。(1.7兆:0.35億)
人口比では大阪市が約3.5倍。大阪市人口は283万(223平方km) に対して、堺市 人口は 84万(145平方km)。

大阪市も決算だけ見る限りだとどのあたりが改善したのかいまいち見えない。
改善の動きが見えるのは、むしろ前市長時代から改善の流れがあり、
市税や人件費といった面ではむしろ悪化しているものもある。
あまり財政面で橋本市長の政治が大きな成果を出したようには見えない。

経常収支比率で見ると、大阪は100越えになることも多く、財源に余裕がないが
堺市は95~96をキープしており、確かに猶予があるように見える。
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/cmsfiles/contents/0000041/41347/232.pdf

とはいえ、大阪市は莫大であるとはいえ
前市長時代からの流れを引き継いで、市債残高が減少しつつある。
一方堺市は、市債残高の比率は低いものの、徐々に増加傾向にあるように見える。


堺市がどの面でも完全に大阪市より優れているとは言えない様子。
とはいえ、全般的に大阪市の財政はやばいっっぽい。

大阪市

大阪市H24年
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000224267.html
(ページ末に詳細を示したPDFあり)

歳入  1兆7,351億円 
歳出  1兆7,338億円

自主財源 45%前後(市税36.2%)

市債残高はH16年から微妙に圧縮されていっている
市税は  H20年から徐々に減少
人件費は H20年からむしろ上昇


大阪市H20年
http://www.city.osaka.lg.jp/somu/cmsfiles/contents/0000015/15523/gougai20-5furoku-2.pdf

歳入  1兆5925億円
歳入  1兆5925億円

歳出の内訳のグラフがあって見やすい。

健康福祉費が30%、こども青少年費が8.1%
建築関係の費用が細分化して目立たないようにされているが、まとめると24~25%

という感じ。

堺市

堺市H24年
http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/zaisei/irinfo/oshirase/index.files/0808_04.pdf

歳入  3475億
歳出  3451億

自主財源 48%
(市税36%、繰入金3.5%、諸収入3.3%、
  その他 分担金・負担金、使用料・手数料、財産収入その他)


依存財源 52%
(国庫支出金22%市債14%、地方交付税6%、府支出金5%
地方消費税交付金2%、軽油引取税交付金2%、地方譲与税1%
  その他自動車取得税交付金、地方特例交付金

https://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/zei/tokei/yosan/uchiwake.html
人件費は圧縮傾向。
歳出の内訳に、目的別のものがなく、内訳が解りにくい。
福祉関係は大阪市と比べて少し低め。全国平均との比較が知りたい。