なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

「八男って、それはないでしょう!」 今の所、婚約者であるエリーゼがやたらかわいいだけのお話。全然ダメ。おすすめしない。

俺の周りには無茶をさせる人は多いんだけど、心配してくれる人は少なくてさ。

ものすごく人気の高いなろう作品なのだけれど

今まで読んできたどのなろう作品よりも個人的にはつまらないと感じた。

タイトルから感じるような要素は全然なくて、

単に優秀な才能を持って学園に入って、トントン拍子にうまくいくというだけのお話。

それ自体はたくさんあるのに、なんにも面白いと思える要素がない。

また「賢者の孫」のほうが面白いくらい。

多分、原作小説では、貴族の階級制度の話とかがもっと詳しく面白く描かれてたのじゃないかなと思う。

でもマンガだとそういう作者のこだわりポイントが抜けて単にストーリーを流してるだけだから、すげえつまらなく感じる。

戦闘については描写がしょぼすぎて、強さが全然伝わらない。チートチートと言われても、その強さを一生懸命描こうとしてる作品が多い中、どんな強敵にもあっさり勝ってしまうのでさむい。

逆に言えば、なろう作品って、いろいろダメ出しされてるけど

どんどんレベルの底上げがされているんじゃないかしら。




と思っていたが、3巻あたりからこの「貴族」制度についての話が出始めてからちょっとずつ面白くはなってきた。

領地問題、寄親、寄子問題など。

しかしその後また冒険者になって、と

やはり何がやりたいのかよくわからないブレブレの話のように思う。


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