なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

東大入るだけなら、中2~3くらいから勉強すれば十分いける

https://togetter.com/li/1215940
まず最初に言いたい。突っ込むところそこかよ!!!!
任天堂に入社するのは東大に入るより遥に難しいので、先にそっち言えよ!と思った(笑


んで、これはあくまで東大に入ることの難しさを語ってる話だよね。


そっちに関して言うと、「始める時期」以外にとくにネックがないのであれば、中学からスタートすればまったく問題ない。
(親が常に否定的なこと言うとか、必要な勉強をさせないとか、それまでの教育が駄目すぎて基礎すら出来てないとかそういうのはちょっと困る)

私一応東大合格したマンなのでそれははっきり言える。
京大はちょっと厳しい。

ぶっちゃけ東大の問題自体はそこまで異常に難しいわけではない。(日本史や物理はかなり難しいが。あと京大は異常に難しい)
東大が難しいと言われる原因は、問題の難しさではなく、その「カバーしなければならない範囲の広さ」にある。
センターの全ての科目で良い点を取る必要がある(足切り回避)ことと、
二次試験でも英数国の他に文系なら社会二教科、理系なら理科ニ教科をやらなければいけないという

まぁ後、当然だけど、ライバルもみんな勉強頑張ってるやつばっかりということもある。
それでも全体で約半分くらい得点できれば合格が見えてくるラインだ。
東大はとにかく合格者数が多いので、チャンスは結構ある。 



んで、合格できるかどうかは、英数国以外の教科にどれだけの時間を使えるかがポイントである。
英数国に関しても、数B・数3といった難易度の高い部分にどれだけ時間をかけられるかがキモになる。


ライバルと成る私立中高一貫校の生徒が中学の時にどういう勉強をしているか

上で述べた様に、国公立大学受験が難しいとされるのは「受験に必要な教科数が多いから」である。問題の難易度だけなら、学科によっては慶応の方が難しかったりする。
(早稲田は政経学部などの例外を除きかなり簡単。合格者数も非常に多いため東大をめざすレベルなら一切対策しなくても合格できる)

国公立受験に関して言えば、最近になって公立高校が復権しているが、それまでは中高一貫校が圧倒的に有利とされていた。
中高一貫校が強いのは、そこにいる生徒たちが特別頭がいいからとか難しいことをやっているからとか超優秀な教師がいるからと言うより、時間の使い方に融通が聞くからだ。

難易度の低い低学年レベルのところはさっと終わらせて、本来であれば時間をかけるべき難易度の高い部分に多くの時間をかける。これが中高一貫校の最大の強みである。

具体的に言うと、某私立では途中までは英語で使う教科書は他の公立学校とそんなに変わらない。
ただし、中学レベルは中学Ⅰ年生で終わらせる。中学2年から高1までかけて高校範囲をゆっくり行いそれからようやく受験に向けた問題演習を行っていく。
当然時間がたくさんあれば英文法や英単語の練習などもしっかり行える。

数学もほぼ同様で、中学の数学範囲は中学2年の1学期まででだいたい終わらせる。それから高校数学の範囲に時間をかける。
特に数2・数Bは、公立高校よりも時間としてはゆっくりやっているくらいだった。
何故かと言うと高校からの入学組がいるから数3・数Cは高2から一斉にスタートするという縛りが有るためだ。

国語に関して言えば、本当にのんびりやっていたと思う。普通に教科書を使って授業をしていた。
まぁ中1から古文を始めるが、英語や数学と比べてスピードが早いと思ったことはない。


まぁそんな感じ。イメージしてもらえると思うが、とにかく難しいところに時間をじっくりかける。
さっさと高1~高2中間くらいまでに一通り範囲を終わらせてその後で難易度をあげながら何度も繰り返せば、できるようになる、という寸法だ。実に合理的でしょう?


受験ということだけを考えると、公立高校のプログラムは後ろに詰め込みすぎている

逆に言えば、受験ということだけを考えると、公立高校のプログラムは後ろに詰め込みすぎている。
数1に1年まるまるかかる生徒が数2を同じ1年でものにできるわけがないし、ましてや数3をや、って普通に考えたらわかるでしょ?
あれ、落ちこぼれをわざわざ作るためにそうしているとしか思えないくらい非合理に感じる。

そういうことするから、高2・高3で死ぬほど勉強しなければならなくなり「受験は地獄」だってなる子が出てくるわけで。

上の中高一貫校では、一切に塾に行かず、高3まで部活をやってても東大合格する生徒はけっこういた。行くとしても高2とかのやつが多かった。
駿台とかは特待生制度があったため、一応在籍はするが苦手な教科の復習のときしか行かないやつとかもいた。
理3目指してるやつらだけはもう別世界だったけど、彼らも水泳部通ったりいろいろだ。

そこまで受験でキツキツになってるやつなんてほとんどいなかった。


それは時間にゆとりがある中学の時間からある程度のペースで勉強をススメていたからだ。
もちろん中学受験までの下地とかの違いもあるだろうけれど、一番大きな違いはそこだ。


大学受験で時間が足りなくて高2・高3で泣きながら勉強してる人は、中学時代にサボりすぎというか、学校のせいで不自然なくらいペースを押さえられているだけだと思う。


中学2年から東大を目指して勉強を始めようとする生徒がまず最初にやるべきこと

がむしゃらに勉強するのは効率悪いのでやめましょう。

彼らが合格するまでにどういう勉強をしていたか情報を入手し、それをきちんとトレースすれば合格できます。

あとは彼らと同じ勉強量と時間を確保するために今から計画を立てましょう。

これだけです。

ドラゴン桜」読んでもなかなか合格できません。それだけは保証できます。



あ、ちなみに、東進衛星予備校が同じようなことをいって勧誘してくると思います。超金持ちならそれでもいいですが私は東進衛星予備校(及び傘下の四谷学院)が大嫌いなのでおすすめしない。
あれは、中学時代に真面目に勉強してなくて追い詰められた医者の子供が通うべきブルジョワ向け予備校であって、一般人があの学費を払うのは馬鹿げています。




まずは「スタディサプリ」で勉強して中学範囲を急いで終わらせることを強くおすすめします。
高校レベルはともかく、中学範囲レベルをスタディサプリで自習出来ない人はどっちにしろ東大目指すの無理です。