なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

「KISS DEATH」6 バルマムッサの住人の心理

この人もいまいち芽がでないよね…… 個人的にはニセコイのひとよりずっと好きなんだけど。まぁ芸風が古いってのはある。

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幼少期のトラウマで女性恐怖症になってしまった主人公。

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行き着く先は男の友情しか無く……


というのはともかくとして、5巻からようやく面白い感じだがもうちょっと続きまで行かないと評価できないという時点で、連載漫画としては苦しいだろうなあ。





ちねやひなのというキャラクターがなぜ「自分を助けようとしたZではなく、宇宙人犯罪者」側に付いていたのか。

数年間一緒にいて、彼女たちがどういう倫理観を持ち、どういう思考で行動するかは知っていたはずなのに。

そう考えると、寄生される前の人間がいかに依存体質であったかよくわかる。

自分の意思では何も出来ないから、悪人だと分かっていても、Zを信じるよりは、宇宙人たちが自分を助けてくれるかもしれない、という希望を信じるたがる。

Z側につくことは難しいのだ。

我々は優秀だが、ただの居候にすぎない。
だから、無力と思わず考えるのだ。いま、この現実を!
この場で俺が倒れれば、お前が救われるチャンスはもう二度とやって事ない。
二度とだ!
そして、今この場が、お前がどうなるか、命運が決まるときだ。
逃げずに直視しろ。自分に待っている未来を!!!


というわけで、No3のような決断ができるキャラは珍しく、
No2とNo5だって十分まともだと言える。
一方、こういう描写があったということは・・・ということでやっぱりいたよNo1。

この女については科学者のことが悪であり、大勢の人間を犠牲にしているという認識は有るが、自分の欲望のためにそれに積極的にのっかっている。
「や雌糞」と言わざるをえない。