なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

「バンデット 偽伝太平記」3~  超ロッケンロールな親父足利貞氏

f:id:possesioncdp:20180101004839j:plain

武士はヤンキー 舐められたら負け 力で押さえつけてたものは力なくなったらすぐ反逆する

我が50年の人生。
なぜ北条に忠誠を誓ったかわかるか。
我が父家時を殺したからだ。
若きわしが手も足もでず、頭が上がらなかったその父に
無言の圧力で簡単に詰め腹を切らせた、その強さにわしは見せられた。

強き犬が、弱き犬のクビを押さえつけ、キャンと言わせたそれに近い。
私は今とてつもなく悲しい。
わしが怯えに怯え、忠を尽くした北条という名犬が。
たるんだ金玉ぶらさげた老犬に成り果てたからよ。

これはまさしく「親」の衰えへの悲しみ。
足利の青春が終わろうとしている。

もはや足利という犬の首輪は腐り果てた。後は飢えを満たすのみ。

怪我した犬に情けをかけて餌をやると、その犬に噛まれて、その犬より苦しんで死ぬ

f:id:possesioncdp:20180101010110j:plain

サルの正体は、足利高義 (足利家当主貞氏の息子)

貞氏の息子は、高義、高氏、直義。


武士だからやるのでもなく、足利だからやるのでもない。できるからやるのだ!

f:id:possesioncdp:20180101010052j:plain

この考え方はダメだとこの作品では言う。

8年前ではなく今、足利が天下に向かって吠えればみな黙る。
死んでおろうが裏切り者だろうが構わぬ。強ければ良い。
天下のど真ん中で覇を唱えよ。
三千世界を黙らせられれば我ら親子の勝利なのだ。

貞氏ロック過ぎて笑う

お主は優秀よ。
その才は足利のためにも
天下のためにもなろう。
だが!
わしのためにはならぬ!そんな息子はいらぬ!

f:id:possesioncdp:20180101011002j:plain

いやもうこいつ最高www 自分の親だったら絶対イヤだけど。