なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

ちきりん流、ネットにおける自分のキャラを管理する方法


この件、著書でご自身が書かれてますよ。


ところで私は文章内で「ちきりんは…」と自称します。自分の固有名詞を一人称として使う文章は子供っぽく、甘えた印象を与えるし、そういった表記を気持よく思わない読者もいらっしゃると思います。
本人の私がそれを気持ち悪く思わない理由は、「ちきりん」が、自分ではない独立したキャラクターだと認識しているからです。これが本名であれば、私もそんな文章は書けません。

自分は「ちきりん」自身ではなく、「ちきりん」というキャラを運営している担当者だという意識で居るので、「ちきりんが思うに…」といった言い方が出てくるどS。俳優が役名を使い、「半沢直樹はこういう男です」と語るのとおなじでしょう。

この「自分と”ちきりん”の間の距離を意識する感覚」が、本書のテーマでもある「ちきりんブログの運営」という概念につながっています。私にとって「ちきりん」とは、自称名詞ではなく、自分が運営しているキャラクターの名前なのです。

これはちきりんさんでなくとも、はてなに親しんでいる人は多かれ少なかれ
意識無意識にかかわらず使いこなしているのではないでしょうか。

正直、はてなブログの方々の打たれ弱さは、メンタルの強さ云々以前にリアルの自分とネット上のキャラの関係の管理の仕組みができていないからではないでしょうか。この状態でネットへのコミットの度合いが高けりゃそりゃダメージ受けやすかろうなぁ・・・と。




例えるなら、はてなは、基本的に仮面舞踏会(ただし中身は貴族ではなくおっさん)みたいな場だと思っていたほうがいいので、そこで素顔晒して踊ってたらいろいろ危ないと思います。

・・・ってうーん、やっぱり私は例えがヘタだな。

慣れないことはやめて例を出します。


はてなにはTM2501さんという人がいますが、この人も炎上に対して耐性が強いです。正確に言えば耐性は低いですがHPが無限です。そして、その理屈は、ちきりんさんと似たような感じでネットでの自分のキャラを管理しているからだと思っています。

彼はネットで文章書いてる時の勇ましさと、Skypeで直接語った時の印象が全く違います。リアルタイムで話をしている時は、ブログやtwitterで吠えてるような強気キャラ「青二才」とはだいぶ印象が異なります。どちらかというと誠実そうではあるがちょっと気弱な印象を与えます。ネット上のアレはキャラなのだなと感じます。私もネット上のキャラである「青二才」のことは気兼ねなくいじれますし、向こうも「青二才」というキャラを通じて他人と付き合っているつもりでしょうから、多少批判されたくらいでは、深刻なダメージを受けにくいように思います。


http://togetter.com/li/600407
TM2501さんは最近「僕は炎上したけど耐えたから今があるよ!慣れだよ慣れ!」という的外れかつブラック企業マンセーなクソ論理を展開されていますが、ご自身のことをもう少し冷静に観察されて、「僕はリアルでそんなにメンタルタフネスがあるわけじゃないけど、ネットでは自分と青二才というキャラを切り離して運営しているから平気だよ!」というアドバイスをされたほうが良いのではないでしょうか。 コンビニ店長についての事実誤認はどうかと思うので、もうちょっとちゃんと調べてから発言しましょう