なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

「2月の勝者」 サービス業は絶対にブラック企業になってはいけない

前の記事では、
塾はクソだが、「非生産的で益よりも害のほうが大きい学校」よりは、まだ塾のほうがマシという話をしました。
とはいっても塾に問題がないとは全く思ってないと言うか、塾は塾で、ものすごいクソなのは間違いない。
塾経営者は、自分がやってることがただの営業にすぎないとわかっているくせに、
意図的に従業員に「教育者」のイメージを背負わせ、やりがい搾取を企むクソばかりです。全員死ねばいいと思います。


この漫画は、その当たりについてちゃんと考えているのが良い。

オーダーメイドとか、まず現実味がないですね。
それをやったら、あなた毎日サービス残業のあらしですよ。

私は確かにサービス業に徹しろとは言いましたが、ここをブラック企業にするつもりですか?
全く、サービスの履き違えもいいところです。

難しく考えすぎです。(大事なのは唯一つ結果、実績なのですから)
もっと、ものすごくシンプルに生徒の成績を上げる方法を考えましょう。
こちらが一から十まで手取り足取りフォローする必要はないんです。

基礎の計算問題の重要性が未だにわからないようなできない子は、
できる子と同じことをさせること自体が無意味です。

あなたは、出来ない子供の味方、みたいな顔をしているくせに本当に出来ない子のことをわかっていない。
どれだけ励ましの言葉をかけようが、味方のふりをしようがそれは自己満足でしか無い。
点が取れたという事実、どんなご褒美よりも、これにかなう喜びと原動力なんてない。

手段の良し悪しを論じる暇があったら、あなたはもっと生徒一人ひとりをみてください

本当にブラック企業をなくすのは、こういうアイデアだと思う。

顧客が本当に何を求めてるのかの中核だけをピンポイントで撃ち抜く。
「それ以外のところは低コストで済ませる」ということ。



ご飯を山盛りにするおばちゃんの店は繁盛するとか。
すてーき「けん」の立身出世物語とかが参考になる。
実際は手抜きなんだけどサービスをよく見せる方法はある。
それでも、「中核」部分が抜けてたらいくらあれこれ丁寧に接客しようがいろんなサービスしようが無意味。

でも、経営者はそのあたりを自分で考えずに現場に押し付ける。
とりあえずタダだからなんでもやらせようとする。

本当に良い経営者は、「あれはやらなくてもいいから、この点だけは絶対にしっかりやれ」という人だろう。