なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

辺獄のシュヴェスタ2周め 2巻

ムター「母」

・ウラ あまり個性がない
・ナターリア こいつが極悪。通常時のリーダー。



「ヘルガ・フォイゲルン」の名前が登場。
テアさんってこの時点では微妙なキャラだったけど、最終巻であんなに活躍するとは…

1 天国から抜け出すのは、地獄から逃げ出すよりも難しいものよ

2 祈るものは目を閉じる。しかしその時考えるものは目を開いているのだ

本当は、このテーマをもっと掘り下げてやるつもりだったんじゃないかなと勝手に思ってる。

クラウストルム(錠)修道院

大都市ケルンが4つも入るほどの広さって…どんだけだよwww

前障(ぜんしょう、claustrum)は哺乳類の脳の中の一領域。外包と最外包の間に位置する灰白質である。大脳皮質の広範な領野との間に回帰的(reciprocal)な結合を持つ。大脳基底核の一部に数えられることもあるが、現在では機能的には関わりは薄いと考えられている

http://naming-dic.com/word/la/36446378  ラテン語における 「錠」の意味。

役立たずと思われていたヒルデの存在がカギだった

エラは宝石だ。賢さ、意思の強さ、そして何より考え続ける心の体力がある。
テアは必須だ。あの抜け道は、私達に欠かせない。人間的にはアレだけど、思い切りは悪くない。こういう環境では長所だ。じゃあ、ヒルデは? 
ここで死ぬ訳にはいかない。今の私に、他人の文まで支払う余裕はない。この壁の中、この森のなかで、ヒルデに支払えるものが有るとは思えない

ネタバレになるが、この時、ヒルデを切っていたら、最後のエンディングは迎えられない。
この時点でのヒルデは、あまりメリットがなくリスク要因だったが、だからといってこの娘を切るようだと成功できない。これが非常にうまく出来ている。

私たちは分水嶺の上にいる

「人が死ななくてよかった。そんな普通の感情がまだ湧くことに、今は心底、ホッとしている」



進んだ一歩が、次の一歩を耐える力になる。
これが今、私の持てる武器。

餓死するのにも、冬になるのにも、まだ考える時間がある。
全部行ってよ、ヒルデ。これからひとつずつ潰すから。


私はあんたを背負わないし、あんたたちが私を背負うことも望まない


ベルクマンと殺し屋ランベルト

「踏みにじられた人間にとって、踏みにじることは容易く。反射にすぎないのだ。」

三年生ヨハンナの兄。後から考えると、6巻の終わり方との比較のための存在。ランベルトはエラ。同じくらい鍛えていたし、動機も十分。それでも、疑われていたしミスったあとのヘルプもいなかった。また、ほんとうの意味で総長を狙える機会は、エラが3年間の忍耐の末得たあそこだけだった。

また、エラにまた背負わせるための存在でも有る。

復讐心は、鋼をも溶かす酸。
日ごとに容れ物(己)を鍛えるものだけが、その水を運び、事をなす

この時点では、まだエラは、自分を復讐のための道具としてしか認識していない。