辺獄のシュヴェスタ1
「ローマ劫略」
超重要イベント。1515年頃から1540年ころまで。
カトリックの権威が決定的に失墜し、新教徒の戦いになる。
この際に被害にあった少女たちを、総長がスカウトして尖兵として使う。
→どっかで見たと思ったら、この総長、モズクズ様なんだよなぁ
黒服の修道女(ムター=母)タチ
①「ロスヴィーダ」
顔を包帯巻きにして麻薬入りスープ作ってる人
神を信じますと言っておきながら、麻薬に頼る。全然信じてないじゃん。
②「ヴィルケ審問官」
総長のファン過ぎて、他の人間はどうでも良くなってる坊主。
罠だらけ
「最初に逆らったらどうなるか見せた後優しくする」罠
「おいしい豆スープ」罠
「愚図なヒルデに対して苛立つ」 罠
「どんな日々にも、悦びはあるのだ(アーモンドの花の厳格)」 罠
「神の恩寵で満たされた庭(厳格)」 罠
「ご飯を食べなかったことを真面目に告解する」 罠 →ミリアム死亡
「違反者が死刑になるところを見せて、恐怖で従わせる」
魔女とはいえ、彼らにとっては家族だった。
それを失った怒りや悲しみを誰もが抱えてここへ来る。
けれど一年後、それを覚えているものは、一人もいない
大切な品であっても、重い荷はおろしたがるものなのです。そう、これはあなた方自身の願。ほら、痛みの荷を下ろせば、世界はこんなに美しいのよ
この部分など、総長の思考によってもっと幸せになっている人を見ていればこの作品は、もっと恐ろしい作品になっていただろう。
空腹の人間に、虹を見せるようなもの。それを優しいとは言わないわ
この作品は、わかりやすくするために、総長の悪や欺瞞が死ぬほどわかりやすく描かれている。
人が神を求める理屈を序盤は延々と描いている。=ふつうの人間は何かに服従しているほうが楽
人を、孤独の不知から引き上げるものはなんだろうか?家族?友人?恋人?しかし実際の所、そうした相手といてさえ、時にはより一層、人は孤独を感じるものだ。
孤独からひきあげるもの、それは畏敬だ。世には、報われない愛、報われない努力が有る。しかし報われない畏敬は存在しない。それ自体が悦びとなるからだ。
お前がそうだからと言って他のやつに押し付けるんじゃねえよハゲ!
黙っていたら、心なんて崖の上でも泥の中でも赤ん坊みたいに眠ってしまう。