ゴミはゴミ箱へ

ともあれ互助会やスパムや逆張り炎上芸人は滅びるべきである

光とともに1 ママと呼ばれるまで

抱きしめはNG。とにかく眠らない。

自閉症のことを知る

私は少しでもこの不安を取り除いてほしいだけなのに。

ちっとも気が抜けない。他の子はあんなに手がかからないのに。
もういや、私も少しは休みたい。

私もそんなふうに育てたかった。
いっぱいだっこをして愛情をたっぷり注いで、言葉もお絵かきも、マナーもしつけも、私のすべてを伝えたかった。
でも、全部拒まれた。この子が受け付けてくれない。目すら合わせてくれない。惨めだ。
お願いヒカル。ひとこと、私のことをママって言って。私の愛に答えて……

姑からはさんざん責められ、夫も冷たく、声をかけてもくれません。
ヒカルはヒカルで他人事みたいに平気で遊んでるし、私一人だけが惨めでした。

夜ネないし、同じものばかり食べるし、おむつもとれない。
目も合わせてくれない。言葉もまだなんです。
でも、もう二歳半なのに、まだ一度もママって言われたこと無いんです。それが一番つらい。
私の事、認めてくれてないんじゃないかって。

自閉症の原因は母親の性格や養育態度ではないってのいうのが常識です。
親として戸惑うことも多いかもしれないけど、どのコも成長する力を持っています。それは絶対に信じてください。

福祉センターの母子クラスに入る

仲間が出来て気が楽になった。それでも◯さんにさえ言えないことが有る。
ヒカルがぐずって同しようもない時、ぶってしまう。私って母親失格なのかしら。
いくら言ってもわかってくれないし、毎日泣き声聞いてたらイライラしてたまらなくなって・・・

隠すのは嫌だった。だって私もヒカルも何も悪いことはしてないんだもの。
どうせ何もしてくれないなら、私達のことほうっておいてよ!

実家に逃げ帰る

比べなきゃいいんだろうけれど、健常児をもつ人が羨ましい。
この惨めな思いは終わらない。
何が惨めって、この子に言葉が届かないこと。私の思いは届かない。
一言でいいから、私の思いに応えてくれたら、ママって言ってくれたら……

私だって、親になってよかったって思いたい

ようやく少しだけコミュニケーションらしきものが芽生える

私とこの子だけのつながりがあるかもしれない。ただやり方が違うだけで!
ヒカルはときどきちらっとこっちを見るのよ。ほんの一瞬だけなのだけれど。
実はものすごくなんでも見てるんじゃないかしら。心のなかには見たものがいっぱい溢れてるんじゃないかしら。ただ言わないから、こっちが分かってやれないだけで。

ああ、一日でもいい、あの子になって私を見てみたい。
そこにいるのはお母さん? それともただ毎日そばにいて世話をする人?
あなたのことをもっと知りたいのよ

夫の言い分もあるし、主人公の女性も幼稚なところはある

だったらお前はどうなんだ。俺を、子育てのための月給鳥くらいにしか思ってないんじゃないのか。
毎日あの光景をみて逃げ出したくなるのはいけないことなのか?

仕事が大事か家族が大事か、なんて聞かないでくれ。
俺は家族のために働いてるんだ。そして今、その家族を省みる時間さえ取れないでいる。
そんな俺は、お前から見れば頼りない夫かもしれない。
でも今オレの仕事はとても大事な状況なんだ。どうしてもこれだけはやり遂げたい。

夫が過労で倒れたのをきっかけに和解

お互い自分のことで手一杯で、相手を責めるばかりだった。これじゃ共倒れ。
二人で乗り切らなきゃいけないのに。

長いトンネルの中で夫はやっと答えを見つけた。 今までの価値観と決別して、親として生きることを第一にする。 
 他人から見れば落伍者に見えるだろうけれど、俺は生まれ変わったつもりでいるよ。家族と主に生きる人生をネ。

もう私たちは逃げない。どんな現実からも。 こわいものはもう何もない


実際、男の人というものは、違う発想でものを見ているのだとわかった。ヒカルのことだけがわからなかったのではなくて、私は夫のことも全然分かっていなかった。
夫が協力してくれると助かることがいくつもあった。

なかなか親になれない

俺は便利屋サン2号になります。まずはそっからはじめます。父親昇格はその後で!


「当事者以外には絶対にわかってもらえない」という諦めから「分かってもらえる人もいる」にシフト

TVを観て知っている・・・
ただそれだけで、こんなにも反応が違うものなのか。
そうだわ、私達から説明してもっとみんなに知ってもらえれば良いんだ。
いつか自閉症がいて当たり前の社会になったら……


4歳あたりからものを認識するための言語指導が少しずつ

音はあまり認識できない。目で世界を認識する比率が高い。
なので、観るものと言葉をセットにしておけば、言葉が出やすい。
実物→写真→絵カード。

少しずつ少しずつ成長や変化が発生し始めることで「前進」を感じ、希望を抱くようになる。

この「日課」が好きになった。


そしてついに、ヒカルが自分のことを「パパ」「ママ」と認識し(意味まで理解しているかは分からないが)、自分のことをママと呼んでくれた。

相変わらず光の日常は、嵐の中に時折光が指す感じ。
だからこそ、この思い出は宝物なの。

幼い頃からお母さんになりたかった私。
あの、朝日のあたる産院で待ち受けていた運命は、決して私の望んだものではなかった。
それでも、今は眼の前にいるこのこを、ヒカルという子を、しっかりと揺るぎない気持ちで愛してる。

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