「バンデット 偽伝太平記」3~ 超ロッケンロールな親父足利貞氏
武士はヤンキー 舐められたら負け 力で押さえつけてたものは力なくなったらすぐ反逆する
我が50年の人生。
なぜ北条に忠誠を誓ったかわかるか。
我が父家時を殺したからだ。
若きわしが手も足もでず、頭が上がらなかったその父に
無言の圧力で簡単に詰め腹を切らせた、その強さにわしは見せられた。
強き犬が、弱き犬のクビを押さえつけ、キャンと言わせたそれに近い。
私は今とてつもなく悲しい。
わしが怯えに怯え、忠を尽くした北条という名犬が。
たるんだ金玉ぶらさげた老犬に成り果てたからよ。
これはまさしく「親」の衰えへの悲しみ。
足利の青春が終わろうとしている。
もはや足利という犬の首輪は腐り果てた。後は飢えを満たすのみ。
怪我した犬に情けをかけて餌をやると、その犬に噛まれて、その犬より苦しんで死ぬ
サルの正体は、足利高義 (足利家当主貞氏の息子)
貞氏の息子は、高義、高氏、直義。
武士だからやるのでもなく、足利だからやるのでもない。できるからやるのだ!
この考え方はダメだとこの作品では言う。
8年前ではなく今、足利が天下に向かって吠えればみな黙る。
死んでおろうが裏切り者だろうが構わぬ。強ければ良い。
天下のど真ん中で覇を唱えよ。
三千世界を黙らせられれば我ら親子の勝利なのだ。
貞氏ロック過ぎて笑う
お主は優秀よ。
その才は足利のためにも
天下のためにもなろう。
だが!
わしのためにはならぬ!そんな息子はいらぬ!
いやもうこいつ最高www 自分の親だったら絶対イヤだけど。