なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

チキタ★GUGUその2

バケモノ呼ばわりされて、嫌われていた頃は
年中腹ペコだった。
でも、チキタと百年始めてから、どうしてだろう。ちっとも腹が減らない。だからニッケル、ありがたいけど、当分は満腹だよ…





お前の親どもはとくにバカだった。
たった一人のお前のために命を投げ出したんだ。大喜びで。

ああ……なんて人間って、バカなんだろう

どいつを見ても、なんだか……お前に似ててねぇ。殺す気になれなくって……

二人の中には、見つけたんだね。チキタ。お前はクリップにこの間こんなものを食べろって言ったけど。こんなもんでも生きてるんだよ。だけど、この子の絶叫が聞こえた?

ラーラムデラルにもね、まだ聞こえないんだ。聞こえないだけなんだよ。

みーんな、毎日いろんな命を殺して殺して生きていく。いつかラーラムでラルがお前の声を完全に聞き取れるようになったら。ラーラムデラルの中に、私達を、見つけてくれるね。ハイカって娘の中に私達を見つけてくれたように。クリップの中にも、そしてオルグの中にも、いつか私達を見つけてくれるね。

いつもいるよ。お前のそばに…

最初から怖くない。こいつはあかんぼうみたいなもんだから

どうすんだよ!?さみしいなんて、まるで人間みたいになっちまって。人食いのくせに!

最初の夜、野郎の一人が俺をおさえつけながらこういった。「これは復讐だ。お前の母親は俺の兄弟の敵だから」。そいつの小さい弟は、俺の母親に殺されていたんだ。だから、俺も仕方ないと思った。おれがこうして痛い目見るのも仕方ないって。=復讐するのは当たり前だって

なのに、その妖は、人間の敵なのに。俺の母親の仇なのに、いったいどうして、いつの間におれ、そんなことどうでも良くなっちまったんだろう……わかんないよ

くちをきいたことのないもの同士が言葉をかわし、殺してあるとか言ってた者同士が暖めあっている。

ニッケルとキサス

あいつ、一週間も立たないうちに、今度はニッケルのところへ通ってたやつらに手を引けっていい出して、全員と渡り合ったんだぜ。ご自慢の顔に火傷までおってさ。

ところがやっと自分ひとりのものになったと思ったとたん、ニッケルのやつがチキタのところへ転がり込んでよろしくしてやがる。それでキサスはチキタを殺したいのさ。

恋ってのはバカなもんだなぁ

もともとキサスくんはニッケルにあこがれてた。弟の仇の「息子」だったから恨みもあったけど、本人の罪ではないし、ニッケルのことは尊敬してた。
だけど、女だってことがわかって、しかも保護者が死んで、ニッケル自体も弱ってて……いろんな条件が揃ったときにタガが外れた。

それで襲ってしまった。その後ニッケルのことが好きだと自覚して、周りの連中からニッケルを守ろうとしたけど、そりゃもう手遅れだよね。

まったく、どいつもこいつも醜悪だ。自分勝手にやりたいほうだいやらかして、後からこんなはずではなかったと泣きやがる。卑怯だと思わないのか

このセリフは自分に向けて言った言葉だよね。そして、その後無理やり襲ったニッケルは妊娠し、流産したことを知ると。

知らなかったよ。取り返しの付かないことって、アルんだな……

もう二度とお前の前には姿を表さないから元気で

ニッケル

自分の命が大切でない人間なんて、他人の命を疎かにする人間よりもずっとずっと始末が悪い。やっぱり初めてあった時感じたとおりだな。お前はラーラムデラルよりもずっと危険だ。

「死んでもいい」って思ってんだろ?最愛の弟や母親が死んで、お前自分ももう「いつ死んでもいい」って思ってんだろ?

ニッケルかわいいなぁ……。だからこそツライ。