なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

乙女戦争6  ワゴンブルグ戦法の天敵「クマン人(韃靼人)」傭兵

あー。「韃靼タイフーン」も読まないとなー。



このあたりからは史実の戦争は苦戦が続く一方になるし、ジシュカもあと数年後には病死する。
ここからは厳しい撤退戦、生き残りをかけた戦いになる。
「女の子がひどい目にあう話」の部分が徐々に大きくなっていくのかもしれませんね。

「長征」や「石の花」といった作品に近いものがあるけれど彼らは最終的には勝つ。
でも、この戦いは最終的に全滅する。「太平天国」や「レッド」のような戦いをどう美しく描ききれるか。
作者は本当に難しいことをやろうとしてるけれど頑張って欲しい。


ソウルジェム

今ならラウラの気持ちよくわかる。こんなに汚されたら元には戻れない気がする。
悪いヤツラを皆殺しにして血みどろのぐちゃぐちゃになっちゃいたい。
でもそれって、なんか悔しい。
私はシャールカみたいに変わらずにいたい。なんでもない顔で皆と再会したい。

この一年余りであの子は親しい家族や仲間を沢山失った。
そのたびに強くなったようにも見えるけれど、傷は残っているはず。
心の奥に何かが積もり積もって、ある時、限界が来る。
もし今がその時なら、あの子の戦いは今終わる。

クトナー・ホラ防衛戦。1万2千に対して敵は10万。

ジシュカの求心力は落ち、急進派のジェリフスキーが制御できなくなってきている
防衛戦にも関わらず、市民を敵に回す行為を行うなどバラバラ。
「コンラート・キーザー」の兵器などもあまり役に立たない。
傭兵隊長「ジョバンニ・アクート」の弟子「フィリポ・スコラーリ」の戦術もえげつない。

それでも、ジシュカの戦術でなんとか渡り合う。

しかし、ジェリフスキーの行為のせいで、クトナー・ホラカトリック市民が放棄。
フス派市民を虐殺して十字軍を引き入れたためあっけなく陥落。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%84%E7%B4%8D%E9%AA%A8%E5%A0%82

セドレツ納骨堂は非常に有名。


「稲妻作戦」で包囲網を突破し、本陣を攻撃する

なんか「キングダム」でも見たなこういう破れかぶれ戦法w
こういうのばっかりがうまくいくと面白くないんだけれど、今回くらいはまあありかしら。

ただ、生き延びた兵士は1000名弱しかいなかった。


戦局としては完全に敗北。「ガンパレード・マーチ」などの奮起によって局所勝利しギリギリ生き延びる。

戦局が不利になったことで、フス派の貴族は様子見で援軍を出さなくなる。


クマン人

モンゴルに破れ、ハンガリーのもとで自治区を与えられる。
15世紀頃までにはほぼ定住化・キリスト教化した。


ハンガリー軍参謀の「フィリップ・スコラーリ」と「ホークウッド」の関係

あー。「ホークウッド」ってマンガもあるね。この漫画とリンクしてくるとは思わなかったけど。