なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

中卒労働者から始める高校生活7巻 人間のクズには2タイプある

もともとこの作品に登場する大人はほぼすべてクズばかりだが、

この巻は、本当にクズ=人間として未成熟なやつらばかりで構成されていて

そのクズ濃度の高さに頭がくらくらする。

この漫画とくに読む価値ないので読まなくていいです。

====

以下は余談。

しかし他に人には全くおすすめしないが、私はこういうすがすがしいまでのクズ同士の会話見てたらホッとしてしまう。

それがものすごく嫌だ。

「こいつらよりはましだ」「クズなのは私だけではない」という感情には何の意味もないのに。

ところでクズと言っても二種類ある。

①他人のことなどお構い無しでとにかく自分の欲求を主張するタイプと

②自分のことなどお構い無しで、とにかく自分を殺して他人に合わせるタイプ。

よく前者ばかりがクズ扱いされるが、後者だって同じようにクズだ。

どちらもあまりにも人間として未熟すぎるし歪んでるし、まともな人間関係を結ぶことは出来ず、接する人間を歪めるという意味では有害度は同じだ。

d.hatena.ne.jp/TM2502/20121205/1354673743


私自身は②よりのタイプのクズであり、昔は自分がクズであるという自覚はなかった。

ひたすら我慢ガマン。自分を主張せず。他人に合わせる。それが周りのためだと勘違いしてた。

でも、基本的にこういう人間を気持ち悪がらずに接する人間は①のタイプのクズくらいしかいない。

①の人間は感謝しないから②のやってることは無駄でありただの自己満足でしか無い。

そして実際に私には自分が耐えてることについて自己満足のようなものがあった。

でも、そうやって我慢してるだけの人間は、本当は何一つ物事を良くしない。むしろ悪化させる。

耐えることそれ自体は美徳でも何でもない。ただの怠慢でしか無い。

そんなものに価値や補償を求めるのは意味がない。

それはこの世が公正ではないからではない。

そうやって耐える行為そのものは決して善ではないし何の価値も生み出してないからだ。

むしろ何の考えもなくただ我慢してそれに見返りを求めるなんてのはクズの所業であり悪だ。

私が何にも報われないのは、自分の行為が間違っていたからだ。

なぜか②のタイプの中には自分をまともだとか被害者だと思ってる人間がいるがマックィィーンの話を持ち出すまでもなく、②のタイプだってクズなのである。むしろ邪悪度合いならこちらのほうが上と言っても良い。

いまだと魔理沙アイコンやチノアイコンやサイグラ関係などが代表格だろうか。

このタイプは同族嫌悪的な意味で①よりはるかに邪悪である。

なんせ自分がそのタイプだったものだからその有害ぶりはよく分かる。

被害者ぶって己を正当化しているやつは、己のクズさ、有害さに自覚がなく

己の傷を見せびらかしては、それを持ってちやほやされようとする。

リアルではその有害ぶりが肌感覚で伝わるからいじめという形で排除されるしそうあるべきだが

ネットでは、とくにはてなではそういう有害さがあまり伝わらずむしろ擁護されたり

仲間が群がって持ち上げるからどんどん間違った方向に増長していく。

 

(中略)

 

そしてある日唐突に現実の角に頭をぶつけて死ぬ。

②のタイプの人間こそ、己がクズであることを認めなければならない。

認めることさえできればまだ改善の可能性はある、認めなければずっとそのままだからだ。

 

私は一回それで頭をぶつけて死んだので、少なくとも今は②の自分を正当化しようとは思わない。

②のタイプの人間がどこで頭をぶつけて死ぬのか、それともどこまでも生き続けられることができるのか、それは興味深く見届けたい。