「Ib~インスタントバレット」 世界が嫌いなら、世界を壊そうとしなくても秘密基地作ればいいんじゃね?
俺は君たちみたく、この世界をどうこうしようって気はないんだ。
そんな気力もないし、そもそもそんな力がない。
気分は世捨て人か隠居人。
俺はもうこの世界だけでいいんだ。
今さらあの世界が滅びたって、別にね。
だけど、秘密基地は一人じゃ締まらない。
秘密基地は、秘密を共有する誰かが必要なんだ。
たとえそれが、どんな悪人だとしても。
現実に対する「悪意」は、破壊するだけではなくて、こういものを作る能力にも派生しうる。
以前にサードプレイスの話をしたことがあるけれど。
この作品みたいに、一かゼロで考えなくとも、秘密基地っていいと思うんだよね。
居酒屋談義できる場所をネットにも作ろうよ。
twitterのDM機能やFacebookは公開設定できるので便利だよ。
なんでブログとかTwitterの公開アカウントでやるの?
逆に言うと、そういうものを作らずに
悪意を「公開」でばらまく人はネットリテラシーの問題ではなく、わざとだと思う。
「仲間がやられただの恋人がやられただの
みんなそういうわかりやすいのが大好きなんだ。
教科書に書いてある悪いことにしか安心して怒れない
みんな本当は自分のことを棚に上げて誰かに
石を投げつけていい機会を渇望しているのにさ。
あいつが敵で、自分が正しい。
それを理由にしての暴力はたまらない。
正義の味方ってのは気持ちいいからなぁ?
"仕掛けてくる奴がいるから仕方なく" いいね。便利な言い回し見つけたね。
その冷静ぶった仮面の下に、
どす黒くてぐちゃぐちゃな未整理の怨嗟。
とても素直な恨みと嫉妬が見える。
やっぱりあんたも私と同じ根元が腐ったクズなんだね。安心した」
あんたは、喧嘩したいんでしょ?
それか、途方もないバカかどっちかなんでしょ?
って言いたくなる。
今まではそういう記事読んで反応もしてたけど、もう飽きた。