なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

ポリコレ平家物語

おごれるポリコレ氏が
ポリコレ棒を生み出し
それゆえに人気を失い
一方で死に体のオタク氏を復活させるみたいな話


最後に勝つ北条家はどこのどいつなんでしょうね。



自分の手にあまったのでボツ記事にするけど
動画の紹介だけでも後でやろうと思う。

ぶっちゃけ、どっちも合意形成の方法を知らないだけだし
ネット全体での合意形成なんて無理なので、
みんな好き勝手なことをいって喧嘩争いになるという
とても不毛な形になるのは別にポリコレに限った話ではない


思いやりがあると見られたい という私たちの望みが ものすごく思いやりに欠ける この行為に加担させたんです

今までにも何度か言及してきたTED動画ですが、いまいち広まらないですね。

炎上についてのプレゼンテーションなのですが、炎上には興味ない人もぜひ読んでおいて欲しいフレーズがたくさんあります。

「人間よりイデオロギーが大切」になってしまうと、人間をフィクション(藁人形化)してしまう罠に陥りやすい

世界には2タイプの人が いるのかもしれません イデオロギーよりも 人間を大事にする人と 人間よりイデオロギーを 大事にする人です 私はイデオロギーよりも 人間が大事です でも目下のところ イデオロギーが勝っています そしてお決まりの場面を 見せつける舞台を作り上げています そこではあらゆる人が すごいヒーローか 腐った悪人かの どちらかなんです たとえそれが人間の真実ではないと 知っていてもです

都合よく話を運ぶために 彼女はフィクション化されました

「自分の話に都合がよいように、批判対象をあらかじめ批判に適した形としてイメージしておいて、それを批判する」という極めて無駄なことをしている人が非常に多く見受けられます。

話を始める前の段階で、すでにフィクションに基づいて話をしているわけですね。イデオロギーのほうが大事で、イデオロギーに合わせるために目の前の人間をゆがめて認識していまう。

プロクルーステース - Wikipedia

こうならないように、「気に入らない相手について考えるときほど、自分の認知にバイアスがかかってるかも、ということを疑う」感覚を持ちたいところです。



好きな人がそうであるように、悪い人も、自分がそうであってほしいと願うように単純に悪い人、ということはあまりありません。自分が良き人でありたいと願うことは立派なことですが、だからといって、自分の嫌いな人が悪い人間であってほしい、というのを求めてしまうのは怠惰だと思います。


昨日は「親が高年収だったから低能になった。親が普通の収入だったら東大だった行けたはずだ」みたいな意味不明なことを供述している人がいましたが、イデオロギー命の人や、被害者意識がぶっ飛んでる人は、割とこれと同じレベルのむちゃくちゃなことを言ってるときがあります。気を付けたいところです。




マジックワード」の危険性を認識する。

「権力の濫用」というフレーズは フリーパスとなって 私たちが選んだあらゆる人を ひどくズタズタにするんです このフレーズの価値は 低下しつつあります このフレーズは 私たちの共感能力や していいことと 悪いこととを 線引きする力を損なっています

上の動画では「権力の濫用」という言葉がキーワードになっていますが、「ポリティカル・コレクトネス」はさらに抽象的でやっかいな言葉です。

私にはよくわからないのですが、ネットには「この言葉に反した奴には何をやってもよい」というスイッチが入りやすい人種がいるように思います。







「排除型」の正義は、身内だけでしか通用しない

なぜ私たちは こんなことしたのか? 純粋に腹を立てたからという人も いたでしょうが そうでない人もいたでしょう なぜならTwitterは基本的に 相互承認マシンだからです 同じような感じ方をする人々に 私たちは取り囲まれていて 互いに承認し合うんです これは実に気分がいいものです

そしてもし、邪魔する奴がいたら はじき出します これは何の逆か 皆さん分かりますか? 民主主義の逆なんです。

私たちはエイズで死ぬアフリカの人々を 心配していると示したかったんです 思いやりがあると見られたい という私たちの望みが ものすごく思いやりに欠ける この行為に加担させたんです

共産主義でも、原子力発電でもポリコレでもなんでもそうです。

それを、だれが、どうやって実現していくのか。

それを運用しようとする人は、どのくらい自分を律することができるのか。暴走した時のリスクについてはどう対処するのか。

それができないなら、「ただの監獄実験の看守」以上のものにはなれないのではないか。

スタンフォード監獄実験 - Wikipedia




おごれる平家は久しからず

ポリティカル・コレクトネスは、「アファーマティブアクション」や「ゼロトレランス」などと合わせて理解してほしい話です。

ポリティカル・コレクトネスについてほとんどの人がまともでも、一部の人間がポリティカル・コレクトネスの名のもとに暴れまわっていて、それを制することができないなら、世間一般の人の心はポリティカル・コレクトネス全体から離れます。

自分だけは正しいといっても無駄なのです。



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