なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

3×3 eyes 30巻  この作品の夏子さんに対する扱いほんとにひどすぎるでしょ・・・

今日中に40冊全部終わりたかったけどそろそろギブアップ。今日はここまで。

また夏子さんがひどい目にあう回。このキャラほんと不憫。あまりに不憫すぎて幸せになってほしいキャラクターナンバーワン。

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夏子さん、メインキャラをあんまり汚く描けないものだから、たびたび「人間の闇」みたいなのを描くエピソードが必要な際に持ち出されてはひどい目に合う。ひどい目に合うばかりか、心の中を暴かれ、しかも好きな人に徹底的に醜いところをさらけ出すことを強制される。

こんなんばっかりやで。

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ここまで醜く描かんでもええやん……。もうこれ完全に某はてなブロガーのあのひとやん。夏子さんは、某はてなブロガーと違って、自分の汚い部分をさらけ出すのを正義と感じるほど愚かではないし、ましてそれに快感を感じるような変態ではない。普段は自分を律してまともに生きてるまともな人なのだ。そりゃ誰の心にだって闇はあるけどさ。そんなん普通に生きてたらちゃんと折り合いつけて生きてるわけよ。ここまでひどくないでしょ……。

 

しかもこの後パールバティによってめっちゃ解説される。もうセカンドレイ○ってレベルじゃない。夏子さんまじ不憫。。

わたしが思うに、幸せなどというものはあってなきがごときもの。
あるのは幸福感というやつだけじゃな。
たとえどんな状況に置かれようとも、脳が憎ん帯に快楽物質を分泌していれば、
人間というやつはそれだけで幸せを感じる。

逆にどんなに好いた異性を手に入れようとも、巨万の富を手に入れようとも
幸せの中に浸り続けていれば感覚がぼけて脳は快楽物質の分泌をやめてしまうだろう。
そこで人間は不幸を感じる。幸福の状況にありながら不幸を感じる。
すると今度はああだこうだと理由を付けて派自分の不幸を正当化し、さらなる欲望のままにむさぼるのだ。
人間とはそんなもの。お前が夏子を幸せにできぬとも仕方のないこと。むしろ快楽物質を分泌させ続けるなど不可能じゃ。



人間は常に快楽物質を追い求める。しかし新しい快楽など次々と求められるものではない。
では人間は次にどうするか。
少ない甘味で満足するには、辛味や苦みが必要だ。
麻痺した幸福感を取り戻すには、恐怖や緊張苦しみなどの非幸福が必要なのだ。


それはそれでよいだろう。さすが快楽物質にどん欲な生物だ。感服する。
じゃが、非幸福は必ずしも克服できるとは限らん。失敗・挫折・敗北など、マイナス要素が辛すぎれば多少の幸福では満足できぬ。下手すれば立ち直れなくなる。
そんな人間はどうする?

暴れる?切れる?壊れる?
どんな行動に出るかは知らぬが、心を醜い闇に支配されるだろう。
破壊か、自滅か。どちらにせよゼロへの回帰。リセットを求めてやまぬ心に。
不幸の表れが破壊なれど、破壊の幸福は、幸福の追求から来ているのではないのか?

幸せ麻痺の人間の心には、破壊や破滅を好む闇がはびこっておるんじゃないのか?

 

まぁそんなわけで、炎上ブロガーなんてみんなこういう感じで
何かが麻痺してしまったか、マイナスに耐えきれなかった人間なんでしょうと思うよ。
破壊または自滅願望すごい強そうだよね。

不幸を避ける戦略より、自分の不幸をさらけ出したり、他人を傷つけることに喜びを感じるようになったり
挙句炎上そのものに快感を感じる変態になったら、もう手遅れだと思われます。