なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

凪のあすから 14話  「三つ葉の結びめ」歌詞

今期は今のところ、ノブナガンのEDと凪のあすからのOP、EDが好きです。

第2クールのED曲もやなぎなぎさんです。タイトルは『三つ葉の結びめ』ですが、これは幾何学的な話になってしまうのでどういう捉え方をすれば良いのか、早く聴いてみたい

http://minkara.carview.co.jp/userid/517051/blog/d20131230/


というわけで、歌詞。

リボンの言葉であやとりして 上手に出来たと笑ってみる
得意なのは 誰にも気づかれないように 心押し殺す事 それ一つだけ
ベルトに巻く綺麗なループは 柔い力で 手繰り寄せてくれるから
鮮やかに結んで この気持ちごと 離れないように、固く固く
ひと結び 人も結んで 期待の止まない先へ 明日へ向かう

うーん、まだ幾何的な意味は特になさそうですね。アルバムでるまで待機。


□結びミツバ

昔から、お雑煮に結びミツバ結びが入っていると、一年の縁起がよくなるとされてきました。この言葉、結びとミツバの字をひっくり返すとミツバ結びとなりますが、かたく結んでほどけないというミツバ結びの形が、指輪やネックレスなどのモチーフとしても人気があります。ここでは食用のミツバではなく、クローバーの三つ葉が語源となってはいますが、どちらも〝縁を結び、幸せを結ぶ〟という同じ願いが込められている

http://eco-cooking.jp/shokusai/mituba/index.html

ちさきは一度途切れた仲間たちとの縁を結び直すことができるのか。
あるいは、みうなは海のみんなたちとつながることができるのか。

春に萌え出ずるミツバに、哀愁の色を見た歌人がいました。「わがうれひ春の野蜀葵(ミツバの意)をしろがねの盤にそろへてきざみたるかな」折れてしまいそうな鉄幹の心が、ミツバの茎に重ねられています。

ミツバ結びをするさい、一度茎をおらなければいけないわけで、これに耐えられるかあたりが試されますね。
13話の時点で一度茎がおられたような状態になっているわけで、ここからが大事。

 

□結びミツバの作り方

三つ葉をひと結びしたものを「結び三つ葉」と呼び、主に吸い物のあしらいなどに用いられる。三つ葉を熱湯にサッとくぐらせ、冷水につけて冷ます。茎の部分を軽く半分に折り、ひと結びする。

http://www.ehealthyrecipe.com/recipe-webapp/ecook/k0060.php

2期はみうな中心に展開

1期は、何を伝えたいアニメなのかよくわかりませんでした。

逆に、2期ではかなりわかりやすくなるのではないかと期待しています。

「美海ちゃん」に注目しております。「禁断」とされている海底と地上との恋愛によって産まれた子です。実は「禁断」とされる理由は「産まれてくる子はエナが無く、海中で生存できない」というものであり、そういった事情が「禁断=海からの追放」という掟になっているのです。かつて海を捨てて地上に移り住んだ人々との確執は確かに根強いのですが、全ては産まれて来る子の為、衰退していく海の生活を守る為なのです
#13である程度確信したのですが、美海ちゃん目線でこの作品を見るとまた違った感覚ですが実にスッキリと物事が見えてきます。そして恐らく第2クールは美海ちゃんが中心になるのではないかと思われます

ついに、大正義みうなちゃん視点で物語がえがかれることに。光たちの奮闘を窓の外側から眺め、掟の意味を知って、彼女がどういう選択をするのか楽しみですね。



アクアテラリウムとまなか

アクアテラリウム』というタイトルを知った時、「あぁ、なるほど」と思いました。これは「水槽」のように閉鎖された小さな世界での出来事であり、地上、水中双方の生態系が守られつつ共存している姿。だが水中生物は決して地上に上がることが出来ないという事。そして、生物はその源である海から地上に上がる際に進化(退化)を遂げてきたことからシオシシオ達の地上への憧れや逆に水中に居続ける姿を投影しました。歌詞にも「ここは有限の水槽」とありますが、時々町へ出る場面も単なる外の世界への憧れであり、結局は水槽内から抜け出せないのです。ちょっと飛躍しますが、Kalafinaの『君の銀の庭』も同じように小さな箱庭の出来事ですよね

歌詞の通り村全体が「繭」になりましたね。この「繭」という歌詞は「心を閉ざす」「君を優しく包むように守る」という意味だと思っているのですが、もちろんその中心に居るのは「まなか」であり、TOP画像にあげたED映像はそういったこの作品の本質を表したものと思って気に入っております。

閉じ込められたお姫様を救い出すのは誰か、という物語として考えても面白いですね。1期のまなかは、リクの男に惚れたというきっかけもありますが、最もリクの人との繋がりをもとめ、引き裂かれることで心を閉ざしてしまうわけですが、彼女の心を救い、解き放つのは当然「結びミツバ」の完成にとってとても重要なことでしょうから、はたしてどういう道筋が必要なのか考えながらみていきたいと思います。




わたしねーこの手の「受け継がれる意思」とか「後に続く者がすべてを救う」みたいな展開ってベタであろうがなんであろうが物語として大好きなんですよね。 すべての人に意味と感じられるから。 未来に続くって思えば今の自分を信じられるし、未来の人を大事にしようとも思える。 そういう物語になってくれるといいな。 同じような感じで見ていたヴァルヴレイヴは個人的には満足できませんでしたが、凪のあすから、は信じてるよ―!