なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

ルール、マナー、それから・・・

電車の中で舌打ち系の記事盛り上がってますね。

個人的にはこの記事が好きです。
http://snowymoon.hateblo.jp/entry/2014/01/07/204842

確かに何人も「マナー」によって行動を強制されるいわれはありません。それが「ルール」です。しかし、「マナー」に従う義務がなくとも、「マナー」を考える義理はあるのです。

なぜって、「マナー」に従わないでいいという「自由」を保障している大事な要素の一つに、その「マナー」もあるのですから。

義務はなくても義理はあるよね。この対照はすごく好き。



で、ルールとマナーを区別するのであれば、この記事が最も妥当だと思います。
http://mubou.seesaa.net/article/384501727.html

「お互い気遣いが出来るといいけど、気遣いは強制するもんでもないよね」というだけの、そりゃもう当然の話なんですよ。

大体は、マナーでなんとかなるはず。



で、これに、ちょっと古いのですが、もう一つ付け加えておきたい記事があります。
だいたいのことはルールやマナーで解決できるが、それだけで解決できない場合もある、という話です。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20120906/236486/

・この議論は、二つの相異なる立場の人々が、互いの妥協点を見つけることで解決できるテの話ではない

・この問題を「マナー」や「思いやり」に委ねる考え方は、生活保護社会保障の問題を「親子の情」や「親族の絆」や、「地域社会の再生」みたいな美談仕立てのプロットに丸投げして逃亡するやり口と同じだ。実質的には、責任回避

・ベビーカーが論争を招いているのは、おそらくは首都圏の特殊事情なのだ。この問題は利用者のマナーの問題ではない。「マナーが機能しない状態」になっていることが問題だ

・解決策も単純にはいかないだろう。といって、行政が手をこまねいていて良いはずはないし、鉄道会社が知らん顔をして良い話でもない。メディアもだ。何が悪いって、これをマナーの問題だと偽っていることだ

「お互いのマナーで解決しよう」と訴えるのは対決をあおる行為にしかならない

こういう考えが必要なときもあるんじゃないかな。



今回の場合は、必ずしもルールやマナーだけで解決できない問題とは言えないですね。だから、しんざきさんの記事が妥当かな、と。ただ、今回と別の状況で、マナーだけで考えるようになったらちょっとまずいなと思うので紹介しておきます。

0 極論もよいが、極論は価値観の表明であり、問題解決については具体的に考える
1 まずはマナーで解決できないか考える。(極端な例は度外視する)
2 ルールとマナーは対立しない、両輪のように考えて解決策を考える。
3 それでも解決できない場合があることを考慮する。ルールとマナーの外側の問題を考える。
  ルールやマナーで解決できない問題を、ルールやマナーだけで解決しようとしない

だいたいこんなかんじでしょうか。

ココらへんの設定を最初にしないと、とても議論が不毛なものになってしまうと思います。





余談ですが、私は大学の時から不安障害をこじらせており、
電車そのものが超ニガテです。基本的に電車乗りません。

クスリ飲んで我慢すれば耐え切れないこともないですが、毎日は無理です。

就職してから2ヶ月の間は研修期間のため寮生活が強制だったので電車通勤していました。
ノイローゼになりかけたので研修期間が終わったらすぐ寮を出て職場の近くに家を借りました。
それでも出張とか色々あって無理だったので最初の会社をやめざるをえませんでした。

それからも、職場が移る度に引っ越しを余儀なくされています。
最近は和歌山まで引越ししました。友達は大阪に多いのでとてもツライですが仕方ないね。