なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

スシロー行ってきた

ごちそうさまでした。

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以下は2年前にスシロー行った時書いた増田。この時は33皿食べれたのだけれど、今回は14皿+デザートで満腹になってしまった。3年前の私の食欲凄いというか、今ってホント食べれなくなったなと思う。そのくせちょっと食べたら太るのでやばい。


まず入店したらいきなり「当店の赤身はほとんど赤字です・・・」などのポスターが目を引く。 お客としては安さが売りの店ほど「ダマされないぞ」「元取れるように食うぞ」などと考えるので良い誘導策。 いや、露骨か。

次に目を引いたのが「カウンター席」があること。 回転寿司って基本的に家族で来るものだが、スシローは「おひとりさま」も想定しているということか。 たしかに一人の客が来たときにテーブル席しかないと席が無駄になるもんね。

あと、回転するラインは3本あったのだけれど、それぞれのラインでさらに可動部分を調節できるようになってる。 商品出る場所から近い順に詰めて座ってもらって、6組だったら表裏で3コマ目までで回転させる。 7組目がきたら4コマ目を開くという感じ。つまり客は来店した順番に、自動的に座る席が決まる。 しかも、客が少ない場合は一周にかかる時間が少なくなる(MAX6コマと比べると3コマなら半分の時間ですむ) からほしい物来るまで待つストレスが少ない。 何気に便利な仕組み

着席するといよいよ食べ始めるのだけれど、思った以上に「ネタ」の種類は少ない。 全部で70品目くらいあるようだがネタの重複は多い。 マグロ8種、サーモン7種、はまち(ブリ)4種、エビ3種など、同じネタをバリエーションつけて出している。 好きだからありがたいけど。

また、頼まないと出てこない物がある。 たとえば「しめ鯖」や「鯛」、「たこ」や「穴子」などは他店では放っておいても出てくると思って待ってたらいつまでたっても全く出てこなかった。 しめ鯖なんて最初に食べたいのに最後のほうまで出てこなかったので涙目。そうそう「いわし」も出てこなかったな。 ところが面白いことに、この店では一回でも頼むと、今まで全く流れてなかったものが急にたくさん流れだす。他の店と全然違う。 つまり、一部分でも使ったものは、新鮮なうちに使い切るということなのだろう。

メニューの話はこのくらいにして食べ始める。 うん、ここでも他の店と感覚が違う。 なにせ全部同じ値段なので、いちいちネタと価格を比較して割に合うかとかみみちい事を考えてストレスを溜めずにすむ。 値段気にせず自分が好きなものに専念できるのはこれ何気に気持ちいい。

そういえばこの店は、取皿とかない。 取った皿に直接しょうゆぶっかけて食べる。 飲み物もセルフ。従業員がやることは客をテーブルに案内する&注文取るの2つだけ。とても簡単。 接客はいまいちとかいう事前の声を拾ってたが、会計ふくめて3つだけしか接点がないのは、ワタシ的には楽で良い。

結局ほとんどマグロ、サーモン、うなぎ、ハマチ(ぶり)ばっかり食べて終わり。 この店はこのあたりを大量に仕入れてコストを下げ、いろんなバリエーションを付けて出すことでちゃんと使いきり、ロスを出さないようにしてるんだろう。 こういう調整がリアルタイムできるのはキッチンが店内にあるからだな。

こんだけ品目少ないとすぐ飽きそうだけど、そうさせないように毎週10品目くらい期間限定のメニューをだしてるようだ。 これも売れ残り出さないようにするためのうまい手段。 多分実験的要素も兼ねてて、特別要望が大きければ定番メニュー化したりするんだろうな。手堅い。

どうでもいいけどメニューのどこを探しても載ってない「グルメイドステーキ」とか「かにかま天にぎり」なるものがあったのだけれど、これはなんだったんだろう? 特別注文かと思ってスルーしちゃったけど、他にも隠しメニューとかあるのかいな。

食べ終わる。 33皿食べてたったの3465円。結構満足。 いろんなモノが食べたいなら他の回転すしに行くけど、さっき言った4品目メインで食べたいならスシロー以外の選択肢はなくなった感じ。


食後の感想。 スシローは基本的に郊外に立地している。私もわざわざ45分かけて店に来た。 「近くにあるから食べよう」という客だけ開いてにしていては多分成り立たない。 客としてはただ同じようなものを安く提供してるだけだったらわざわざ遠出をしてまで何度もは行かないと思う。でも、この店は、寿司の中でも人気の物に絞り込んで、そこでの満足度は他の追随を許さんくらい圧倒的に高い。 多分また回転寿司食いたくなったらわざわざこの店にいくとおもう。 私はサーモンとか穴子が大好きだしね

というわけで、現場調理によって、その場の状況に応じてバリエーションを付けたメニューでロスを出さないようにし、同時に客の満足度も高める。 遠方からもリピーターきて客がもっと増えれば一皿あたりの原価率も下げられるよ、と。 すごい良く出来てる。しかし私のスシロー初体験は「頼まないとほしい物がなかなか出ない」というルールを知らなかったため、完璧に満足とはいかなかった。 また三ヶ月後ぐらいに今度は誰かを誘ってリベンジしたいところ

最後に思ったのが、飲み屋もこのくらいシステマチックにならんかなーということ。飲み屋はメシだけが売り物じゃないから単純比較はできないけどこういう仕組みで一人飲みができる店があるといいなとか思った。 バーとかじゃなくて。