なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

暁美ほむらとレザード・ヴァレス(前置きのみ)

叛逆の物語については、この記事が(現時点で私にとって)完璧すぎる。
http://yazusai.hatenablog.com/entry/2013/10/26/223546

この作品が、とてもスターウォーズ的というか神話の構造に忠実に作られている、みたいな話はそのうち私より詳しい誰かが説明してくれるだろうと思う。その構造のもとにいろんな過去作品が物語としてだけではなく演出としても参照されており、人は自分のデータベースと付きあわせて楽しむことが可能なのだと思うけど、その上で、この作品をオリジナルたらしめているのは、あくまで上記のような部分なんだと思う。

というわけで、その中核部分は上の記事で大体語られてしまったとおもっており、それが書かれてしまった以上、叛逆の物語そのものについては、私自身がこれ以上何かを語ることはもうないように今のところ感じている。(あとで何か気づくかもしれないけど)私がこの後叛逆の物語について語るとしても、それはこの記事を踏まえた上での作品の周辺部分を語ることだけだ。 つまり叛逆の物語に反応した、自分の中の過去のデータベースの要素を提示するという、まぁいかにもオタクっぽい話くらいである。作品を語る上ではあまり重要ではない。

というわけで、まとめると、映画見た人は、私の記事は読まなくていいから是非この記事は読んで欲しい。
http://yazusai.hatenablog.com/entry/2013/10/26/223546
(上と同じURLです)


まぁそんなわけで、これからは他の記事の感想とか関連しそうな過去作品についてぼちぼち語りつつ
まどマギ劇場版を断片的に楽しもうと思います。いつかまとまるといいけど難しいだろうな…。


http://d.hatena.ne.jp/m0612/20131029/p1

読んだ。

博愛を選んだ時点で、彼女は、ほむらが抱いている愛情を、無理矢理でも忘れさせるべきだったし、自分を覚えているということが、彼女にどれほどの苦しみを生むのか知っておくべきだった。すべての人を愛するなら、だれにも、自分を愛させてはいけない。(けれどそれはまどかの孤独を意味するし、ほむらが望んでいることでは決してない。)未熟な博愛と、置き去りにされた個人的愛情が、交差して、起きてしまった終末。

うん。まどかは(虚淵さん)は己の博愛(物語)のためにほむらに負担かけ過ぎだよね。

せめてペルソナ3の鬼太郎や、多分この先そうなるであろう禁書目録みたいにハーレム構造になってたら、残されたみんなで支えあって喪の仕事が出来なくもない。(ほむらは、草原での出来事があったせいでそれも拒否したけど)

fate桜ノーマルやダイの大冒険みたいに、去った人が帰ってくるのを待ち続ける希望があるなら、待ち続けることも出来なくもない。(まぁこれはこれでとても残酷な話だと思うけど)

ほむらには、そういう確かな支えがないもんね。まどかがほむらに残したのは完全な孤独だよね。完全にひとりぼっちにしちゃったもんね。だからこそ、ほむらがQBに、まどかの話を独り言のようにうちあけちゃったのもホント仕方ない。草原で「ほむらちゃん、ひとりぼっちになっちゃダメだよ」って、まどかがしれっと言った時、そりゃ虚淵さん、あまりにひどい仕打ちだと思った。 いや、あの時のまどかは記憶が無いからしょうがないんだけど、個人的にはまどかがほむらに対してm9(^Д^)プギャーしてる絵が浮かんでしまった。ほむらをそこに追い込んだのは、まどかさん、あんたやろ、と。

恋愛(百合)関係において、「自分のタメを思って」でも「自分以外の人のためを思って」でも、恋人が自分を置き去りにして、完全な孤独に陥っちゃったら、そりゃ発狂するよね。恨むよね。復讐するよね。そういう物語たくさんあるよね。

片方が神様になっちゃったってところが特殊なだけで、それにしたって、可能性があるなら追いかけてもう片方も神になろうとするよね。よりよい方法があるなら選択するよね。

「だって愛なんだよ」だの、
「だけどそれって 僕の愛なの」 だのそういうことです

愛なら仕方ない。

誰だってそうする、ほむらだってそうする。極めて普遍的なお話ですよ。

お互いの願いを受け止めつつそれでもあなたのためにそれとは違うやり方で愛する、という傲慢で独善的な愛に溢れた二人の女の子がお互いの愛をぶつけあうおはなし。

行為自体は、心情自体はよくある話。ただのガチ百合 
結局のところ、視聴者にとっては、その行為に説得力があるか、その絵面が美しいかどうかが問題なのです。


前置きが長すぎたので記事分けます。
一体この記事自体は何のために書いたんだ・・・。


とりあえず何も問題はなかった。