なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

「京騒戯画」冒頭の英語和訳 と 鏡の国のアリス

京騒戯画面白いな―。

1本の筋としてお話はあるんですけど、そのまわりに謎かけだったり、ことば遊びを散りばめてるというか。謎が謎のままになっているところもあるし、見た人が『あれ、どういうことだったのかな?』って考えてくれればうれしいな

2話まで観たけどまだわからんところが多いので感想は保留。

本編第一弾冒頭の英語の詩だが、第二弾冒頭ではあの意訳版が流れる

http://d.hatena.ne.jp/samepa/20120901/1346473649

あれはいつだったろう。
夕暮れに輝くまばゆい空の下、私達の小舟は夢見るように漂っていた。
三人の子供達はもっとお話聞かせてと、嬉しそうに身を寄せてくる。
あの空の輝きも色あせて久しい。
子供達の笑い声も、楽しかった記憶も、冷たい秋の霜にかき消されてしまった。
あの空の下で輝いていた彼女は、一体どこに行ってしまったのだろう。
彼らが生きる不思議の国はいつまでも夢を見る。
夏は死に、夢だけが生き続ける。
常にその流れを下り、金色の輝きに漂うばかり。
人生とはつまり、夢を生きるということなのだろうか。

つまりこういう話なのかな。


鏡の国のアリスの原文はこちら。
京騒戯画の冒頭は、これをちょっと削っている。

A boat, beneath a sunny sky
Lingering onward dreamily
In an evening of July --

Children three that nestle near,
Eager eye and willing ear
Pleased a simple tale to hear --

Long has paled that sunny sky:
Echoes fade and memories die:
Autumn frosts have slain July.

Still she haunts me, phantomwise
Alice moving under skies
Never seen by waking eyes.

Children yet, the tale to hear,
Eager eye and willing ear,
Lovingly shall nestle near.

In a Wonderland they lie,
Dreaming as the days go by,
Dreaming as the summers die:

Ever drifting down the stream --
Lingering in the golden gleam --
Life what is it but a dream?

各行の最初の文字を太文字に修正した。 A L I C E P L E A S A N C E L I D D E L L 
すなわちアリスのモデルはAlice Pleasance Liddell である

http://blogs.yahoo.co.jp/fminorop34/48816866.html


アリス症候群繋がりで