なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

バカッターの損害賠償の相場

http://potmum.net/twii-sutrki-baisyou-4328
http://www.j-cast.com/2013/08/30182644.html
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1778070.html

・8月9日頃から10月9日頃までの約2ヶ月の間営業停止していた。
・「一部の従業員達による不衛生な行為により、営業を停止させて頂く事になりました」と明確に営業停止と従業員の行為に関連付けがある
・負債総額は約3300万円

バイトへの損害賠償請求を検討するという。日大・板倉宏名誉教授(刑法)は「最低でも1000万円、理屈を言うと負債総額分は学生から取れると思いますが、慰謝料込みで5000万円ぐらいは取れる」と断言

ふーむ。ほんまかいな。

こういう場合の慰謝料相場とかネットに乗ってないかなーと思って調べてみたけれど、セクハラの時と違って、相場が載ってるページがあまりなかった。

一応わかったのは、バカッターの件で民事訴訟をする場合、
この辺りがポイントになる、ということくらい。

http://isharyouseikyuu.jp/isharyou.html

・誹謗中傷(名誉毀損
業務妨害(威力・偽計による「業務妨害の罪」)
・慰謝料 (不法行為による損害)
個人情報流出

当然ながら、こういうケースで威力業務妨害が認められるケースは少ない様子。
まして、これで破産したというケースは今までに判例としてはないようなので裁判所がどういう要件を認めてどういう判決をするのか私気になります。

個人的には

893もびっくりの言いがかり お前は会社に損させたから給料からさっぴくと言い出すDQN社長と同じ。もし店側が勝ったら、893が大手を振って、アルバイトにわざと壊れるように仕向けて大金取る事を始める

の立場です。

額には興味ないけれど、どういう要素が損害や慰謝料の対象として認められるかはとても気になる。「バカッター行為」に特化した判例にしてほしい。変な判例が出ると「経営者による従業員の締め付け」の道具にされてしまう気がして怖い。



具体的な損害賠償額については、個別に検討というか
弁護士の飯の種だからあまり公開しないみたいです。
http://low-chaos.blogspot.jp/2010/12/blog-post_12.html



http://songaibaishou.olive-lo.com/qanda/
http://isharyouseikyuu.jp/zomake.html

特定の少人数による「陰口」は、名誉毀損や侮辱などの、法律上の不法行為とまでは評価されず、慰謝料請求が認められません。しかしながら、社会通念上の許容限度を著しく超えると判断

http://www.justanswer.jp/law/71dwa-.html
匿名の誹謗中傷への対策はとても手間がかかる分、
いざ訴えまで持って行った場合にはそれなりに高額の訴訟になる様子。
ただ今回のバカッターのように堂々と


http://okwave.jp/qa/q6446499.html

個人情報流出については、被害者の数が多数になることが前提とされているせいか、慰謝料の額がすごく低いですね。そういえば2ちゃんの情報流出の件はどうなったんでしょう。
http://www.oike-law.gr.jp/field-pdf/Oike-Library-No25-3.pdf




詳しくは、実際に判例とかを一つ一つ見るしか無いですね…。

とりあえず、気になったら弁護士に質問できるサイトがいろいろあるので確認してみると良さそう。多分具体額は教えてもらえないと思うけど、どういう感じでの訴えになるかとかはわかるのでは。
http://www.justanswer.jp/