「マクスウェル・サックハイムの三原則」
私は就職する前、営業だけはどうしてもしたくなかった。それで資格の勉強をそこそこ頑張って、なんとか資格職につくことができた。これで営業とは無縁の生活だーやったーなどと思っていたのだが、実際は…
ある程度裁量がきくものの、その反面お客の確保と維持は自分の責任となり、つまり「営業」をやる必要が出てきた。むしろ営業こそが日常業務のメインになっている。で、泣く泣く苦手な「営業」とか「広告」を勉強したりしている。
せっかくなのでその話もちょくちょくやっていこうと思う。というわけで「営業」タグ作りました。これ関係の記事書かれたたらネタが無いんだな―と思って下さい…
広告業界にはマクスウェル・サックハイムの三原則というものがあるそうです。
Not Read:見込み客は、あなたの広告を見ない。
Not Believe:見込み客は、あなたの広告を信用しない。
Not Act:見込み客は、あなたの広告を見ても行動しない。
これをブログに置き換えてみると、
商品は書き手が読み手に伝えたいこと。
広告は記事の書き方ということになるでしょうか。
ブログ記事において書き手と読み手の間には3つの心の壁があることになります。
Not Read :読む気がしない/あとで読む/何言ってるかわからん
Not Believe:言ってることがうそ臭い/m9(^Д^)プギャー
Not Act :言っていることはわかるが、お前のことが気に入らない/おまゆう/ブーメラン
この3つを乗り越える記事が、素晴らしい記事ということですね。
この原則を理解していると、読者反響から記事の内容を判断することができます。利用するのは「はてなブックマーク」や「twitter」です。
はてブはコメント欄と違ってブックマーク的な性質も含むため、とりあえずチェック感覚で利用する人もいます。また、twitterは反応の敷居が低いため、興味がなくてもコメントを書く人もいます。つまり、通常ならある程度関心がある人のコメントしか見られないはずが、twitterならそれを見ることができるのです。「いいね!」はなんか気に入らないから無視します。
さて、ではtwitterでの反響やブコメがたくさんついている記事を見てみましょう。その記事ほんとに価値ありますか?
「Not Read :何言ってるのかわからん」という反応が多い記事にはそれほど価値がない。無言ブクマが高すぎる記事は要注意。
「Not Believe:言ってることがうそ臭い」という人は文章が下手くそであるか、主張に根拠が欠けていたり、知識が間違っていたりしている可能性があり、素直に読むのは危険です。
「Not Act:言っていることはわかるが、お前のことが気に入らない」はある意味最悪。「お前が言うな」というタグがつく人も同じですね。言ってることが正しくても受け入れてもらえない、ということは、日ごろの言動に問題がある可能性が高いです。書き手と内容は十分に区別して読みましょう。その上で内容が素晴らしいと思ったら、内容だけ活用するのも手です。