なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

苦手な人がいる

「違うよ。仲良くする必要はない。上手くやれと言っているんだ。敵対でもなく無視でもなくさらっと無難にやり過ごす術を身につけ給え、それが社会に適応するということさ」(「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」4巻 平塚静)

解っちゃいるけど、うまくいかない相手もいて、とてもしんどい。


物理的なパーソナルスペースだけでなく、精神的なパーソナルスペースというのもあると思う。

関係の深さとかその時の状況とか、相手の精神状態・体調なんかで、
相手を許容できる限度とか、踏みいることを許可する領域とか、
そういったものは当然に変わると思っている。

人ごとに、ある一定ライン以上は遠慮して欲しい、線のようなものがある。
そこを踏み越えられるとストレスになる。

もちろん、一時的にラインを超えられることは日常茶飯事であり、
その時生じる一時的なストレスは大して問題ではない。
たいていの人は、ちょっと注意したり、不快感を示すサインを出したりして調整可能だ。


ところが、
「人との間に一線を引くという感覚がない、あまりにも気にしなさ過ぎる人」がいる。
いつまでも、この調整がうまくいかない。
隙あらばしょっちゅう寄ってきてつまらない用事で絡んでこようとする。
常時ラインを侵害されている状態であり、めちゃくちゃしんどい。



そして、一度しんどい思いをさせられると、
その人に苦手意識を持ってしまう。
苦手意識を持つと、益々その人との間のラインを意識してしまう。
どんどん遠ざけようとしてしまう。


ところが、相手はそういうのを気にせずどんどんすり寄ってくる。
私のちょっと邪険な態度を、ツンデレだなんだのといって茶化して嬉嬉としている。
注意してもなんだかんだへりくつをこねてごまかすし、
時々「私のこと嫌いなんですか」みたいなことを冗談っぽく言って、
嫌いではないと答えると、なら良いじゃんといって余計すり寄ってくる。



ちがうんです。純粋にストレスなんです。
好きとか嫌いとかじゃなくて、その距離は辞めて欲しいんって言ってるんです。
なんでなんでも好きとか嫌いだけの問題で大雑把に考えるんだ。
放っておいてくれとはいわないけど、もうちょっと距離取って下さい。
近いです。近すぎます。息が詰ります。疲れます。離れて下さい。




逆に言うと、そういうのを余り気にしない相手からすると私はめんどくさい。
そんなことはわかってる。私が正しいと思ってるわけではない。相手が悪いわけではない。
でも、生理的なものだから仕方ない。
しんどいものはしんどいし、急に対人距離感を変えたりすることもできない。




対人距離感の話をしてみても「そんなの気にすること無いよ」って言われる。
だめだ全く話が通じねぇ。どうしたらいいんだこれ。