なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

ルイルイが可愛すぎて生きるのがツライ

ガッチャマンクラウズ、ルイルイのいじめてくんオーラがすごい。
みんなははじめちゃんのことが大好きみたいなので、
ルイルイは私がもらいますね。
スガネくんももっと輝いて欲しいけれど、いまはとにかくルイルイが可愛い。



キレイゴトに酔いしれているルイルイの夢が否定され、
ぼろぼろになっていく様を見るのはとてつもなく楽しい。

そのまま魂が汚れて魔女化するもよし、
仙水さんのようにこの世に魔界をよびよせようとするもよし、
心つきて路地裏にうずくまり続けるルイルイも見てみたい。

それでいて、私が一番望んでいるのは
ルイルイがカッツェの否定・妨害に負けずに何かを成し遂げることだったりする。



いまのルイルイには不満しかない。
甘ったれたことを言ってる割りに、自らの正しさを疑わず
自分が一番偉いんだ、という思い上がりが鼻につく嫌なガキである。
能力が恐ろしく高く、現時点でも素晴らしい成果を成し遂げているのに、
それを認める気にならないくらい、気に入らない。

こういうキャラが、ただそげブされて終わりな悪役ではなく正義として登場している。
これは私にとってあまりにおいしいシチュエーションである。
ズタボロに傷ついて欲しい、再起不能寸前まで追い込まれる姿が見たい。



ただ、だからといって、
そげぶの人のようにただ殴って終わり、などというのはつまらない。
そんなものには全くカタルシスがない。



また、カッツェにいくらなぶり者にされたところで
カッツェが悪者である限り、ルイルイの心は折れないだろう。
無力さにうちひしがれることはあっても、自分の考えが間違いだとは思わないだろう。
ただ負けたから従うだけで、心の中で自分の方針を改めることは無いだろう。
それでは「SWAN SONG」でいうクワガタ君止まりだ。まだまだカタルシスが足りない。
*1


でも、はじめちゃんに自分の考えを否定され尽くしたらどうだろう。
そして、自分の考えではなく、誰かの考えに屈するルイルイ。
(累はプライドが高いから「受け入れる」なんて普通の人のマネはできない。
 自分が正しいか、さもなくば・・・という感じがする)



彼女の正しさを認めずにはおれなくなったとき、
自分の考えの誤り(瑕疵)を認めずにはおれなくなったとき、
ルイルイがどれだけ葛藤するか。もだえ苦しむか。それが見たい。



その上で、それを乗り越えてくれればなおよし。
乗り越えられなくて発狂してもそれはそれでよし。
妄想しがいがあって、とてもよいキャラだと思います、ルイルイ。

*1:それはそうと、このままいくとうつつちゃん死にそうでやだなー