なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

幻影ヲ駆ケル太陽 1~4話見た

「まどか・マギカ」というよりは「かずみ・マギカ」に近いし、
もっと言えば「屍姫」っぽい印象。

主張があるだけマシか、ウチには何もないからな・・・

って言ってる黄色の子を主体に見ていこうと思う。

「問答無用、敵は殺す」から「いかに通じ合うか」
という方向のベクトルがあるようだけど
この方向性が「行き詰まった」時にどうなるかが楽しみ。




「敵とのコミュニケーションもの」の難易度を
ものすごく適当に考えてみる。前から順番にだんだん難しくなる。



①言葉が通じない・相手を認識できてない状態
おそらく一番イージーなタイプで、
これは「ガッチャマンクラウズ」のMESSのように解決可能。



②「誤解」「情報不足」により妥協点が見いだせない状態
たいがい誤解しているのは敵ではなく主人公側だったりする。
今回で言うと「シンフォギアG」あたりがそれっぽい感じ。



③主張や信念が相いれない場合
基本的に、「長年続く戦い」みたいなのは
コミュニケーションが成立する前提を満たしても
それだけではどうしようもない。

両者の信念が満たされるイノベーションだとか上位の概念などが必要になるか、
あるいは昔のヒーロー物のように、勝者が正義となって惡を滅ぼす展開に。



④両者の生存条件が両立しない、根本的に背反、搾取関係にある場合

前者は「屍姫」など。どうやっても通じ合うことは無理なので相互に殲滅戦。
マジェスティック・プリンス」や「マブラヴオルタネイティヴ」などの設定だと、人類側は抵抗する以外の道はない。




⑤敵(戦争)が、共同体の存続のために必要など、共同体内部に「外敵」を求める構造を内包している場合。

「まおゆう」のような経済的側面から、「進撃の巨人」・ネトウヨ・学校におけるいじめのような精神的側面まで多様。 ハックルの人が書いてる「ゆとり世代は、死んで世代に空白を作るのが国としては合理的」みたいな発想もこれに類似。




⑥人身御供としての敵を飼い慣らしている状態
QBから見た「まどマギ」の構造(マスコミ・まとめサイト軍需産業・戦争広告屋などの論理?) 適当に考えただけなので、詳しく説明できない。





幻影ヲ駆ケル太陽」は割りとシンプルに敵が描かれて、難易度は3~4くらいなのではないかと思う。4ならコロシアイ継続、3なら、なんらかのイノベーションが提示されるかもしれない。

ガッチャマンクラウズ」はもっと複雑そうなので、一見2だけど、実際は6の側に近いかもしれない。 それを解きほぐして難易度を下げていくのが物語として大事だよね。