なろう原作マンガの感想など

歴史漫画のまとめを作るはずだったのに、いつのまにかなろう原作マンガの感想ばっかりになってしまった

辺獄のシュヴェスタ2周目 5巻

私だって、別に勇敢じゃないわ。ただ、怒りがあるだけよ

この分水嶺でも、ここには、私達の中だけには
本当の、私達自身の意志がある。
それだけが私達の財産だって。

だから、たとえ命と引き換えにしか使えない、
たった一枚の拒否のカードでも、それを捨てないでいたいの。
そのカードがあるから、人間は、蹴られたままに転がっていく石より勝ちがあるのよ

コルドゥラの過去

家では兄さんに、去年は一つ上の仲間に守られてきた私だけど
今は私がこの子達の姉なんだ。

たった一つですべてが塗り替わる行為も有る。
わたしはそれをやったのよ。
だから今の言葉、私は受け取れない。タビタにあげて。

貴族出身。親の暴走で魔女の娘になる。


カーヤと「ハイデマリー」(ユダヤ人出身のムター)

タビタを脱獄させる

第十二の試練でコルドゥラが脱落

どうして私なんだろうって、いつも思ってた。
今ならわかる。理由なんてなかった。

人間は偶然生まれ、生きた後に、意味ができる。
去年の仲間たちから引き継いだもの私はたしかに繋いだわよ
。エラ!

思ってる以上に、読者の中ではエラたちと総長は思想的に対立できている。


死んだ人間のためにしてやれることなんてない。
ただ、生きていた間に望んでいたことならできる。
あなた達の生きた時間の続きが、私達の生きる時間になるように。

これも、ここで神やあの世に逃げず、生きている人間の戦いとして。


カーヤとクリームヒル

このあたりももうちょっと丁寧に描く予定だたんだろうなぁ…。

エラ、あんたに出会った。
武器も権力もなくても、人は強く荒れると知って、
私は生きる意味を変えたんだ。

だけど、目が覚めたよ。
心ある人間が必死で繋いでてきたものを
クリームヒルトみたいなやつは一瞬で壊す。
良心から片手を話せない人間は、
両手が自由な人間に勝てないからだ。
こんな不平等な戦いじゃ、何千年経っても、勝つべき人間が勝てないままだ。
だからエラ、私が・・・・

ここまで。

辺獄のシュヴェスタ2周め 4巻

あらためて、こいつ概念的すぎるわな。この人物をちゃんと描ききれなかったのはこの作品の最大の弱点よね。

人に絶望しすぎてる総長

「人には人を変えられない。信賞必罰の神という概念だけが、人を変える。
 その使命のためなら私は、どんな犠牲もいといません」

人には神なんぞいなくても希望があると主張するエラたち

希望は、どんなに遠くを見渡しても見つからない。
なぜなら、それはいつも、手の中から生まれるものだから。
そのことを私たちは知っていく。


私たちは誰にも屈さず自分たちを統治してる。
昼間は棒で打たれても、私たちはまさしく王様なのよ。



この世に、あらゆる物理にも逆らいうるものが有るとすれば、
それはただひとつ、人間の意志である。


沈黙だけが、そのよる私達の意思を守り抜く武器だった。
そして、夜が明けるまで私たちはそれを死守した。



私がこの作品を一番好きな所

傲慢かもしれない。こんなことになっても、まだ何かできると思うのは。
でも、きめたの。これが一番、正しさに近いって。
あなたが抱くはずの怒りまで奪うのは、あまりにもあなたを愚弄していると思ったからよ。
あなたがもし私に復讐しようというのなら、私も黙って殺される訳にはいかない。迎え撃つわ。今度こそ殺し合いになる。それでも、誰かに本当の意思を奪われたままでいるよりは残酷じゃないと思うから

ここ。
ネット見てると「10:0」の立場を取りたがる人間が多すぎて心底うんざりする。いや、ネットでなくてもそう。上司もそうだしなんでもそう。10:0なわけねえだろ。 べるんとかいう馬鹿はその代表格だったけれど、そうでなくても自分が完全に勝ってないとダメだと思う人間って脳みそ壊れてるだろ。

なんで完全に正しい自分が、完全に間違ってる相手をとっちめるみたいな考えになるんだ。実際はよくて7:3みたいなもんなんだよ。この考え方ができないやつは、簡単に他人に不満を持つし他人を許せないし、自分をごまかすしでろくなこと無い。

本当はそれがわかってるはずなのに、自分も3悪いとか、相手も3言い分が有るとか、そういうの認めながら話をする方法を身に着けてないやつ多すぎる。 クソだよなそういうの。

辺獄のシュヴェスタ2周目3巻  エラにロジックエラーが発生した瞬間

ナターリア副院長による選別。

「見渡すもの」を生み出し、「異物」を排除する。

修道院内のいじめ 「赤い夢」という噂を利用して仲間外れを作る

修道院は、この騒ぎを黙認している。多分この衝突があいつらにとって好都合なのよ。
たんなるなぶるものとなぶられるものの争いじゃないわ。
だから、あんたを吊し上げた連中をしめても終わらない。
倒すべきは、この空気を作った原因、赤い夢の噂だろ!

「私がそれをあんたたちに教えたら、あんたたちは何をくれるっていうの?あんたたちが私を守ってくれるの??」
「虐げられるものの背中には死神がいる。死神は殺せない。背負わされるか、他の誰かに背負わせるか、だ。私はまんまユーリアの死神を背負わされてしまったのだ」テアさんがやさぐれているのは、彼女が友達に裏切られたトラウマ持ちだから。

それでも、テアは、自分のかわりに他の人がいじめられるのを受け入れられるほどひねくれることができなかった。

誰だか知らないけど、そうやって後ろから投げつけている限り、一生かかっても、前を向いている人間の顔は汚せないわよ

なんで私達がそんな知恵を絞らなきゃいけないのかしら。
変わるべきは人をいじめてる奴らなのに。

それは……私達のほうが強いからよ。
虐める側っていうのは「標的を作ることで結束を生む」っていうその便利な方法に、真っ先に屈服したってことでしょ。
虐げられている人間のほうが、虐げる人間よりもよほどタフなのよ。
だから、私達が先に立って戦う。それだけよ

全員無条件で反逆者の疑惑をかけて、幻覚を見るまで拷問する 17名が処刑される

長時間の暗闇に置いて、心のそこで一番信じているものを幻視するまで追い詰める。
ついでに食事にはやっぱり薬を入れている。

私はエラとは違う。
守り抜くことも捨てることもためらう凡人だ。
でも、神が天才を作るなら、凡人だって自分で自分を作るさ。
人を甘く観るんじゃないよ。

ヒルデがこの試練に耐えたのが本当に凄い。

最後の食事というなら、あれが私の食事だわ。
パパとママを奪った奴らに、最後の思い出まで塗りつぶさせて貯まるもんか。

エラはまた乗り越え方がストイック

母さんは苦痛の中で一生を終えた。
楽しい思い出だけ取り出して、心の糧にして生きるなんて、
死んだ人の骨をしゃぶるような、卑怯な生き方は出来ない

ニ年生 コルドゥラが登場

しねばどれほどらくだろう。
それでも、私が生き延びなければ、
五人で戦った日々が未来につながらない

三人分の食事しかないのに五人で助かろうとした。
一人は体力が減って凍死、一人は耐えきれず食事を取って裏切り。
一人は、その裏切り者を殺した後罪をかぶって一人で自殺。
「もう一人も春が来る前に病死」←ここがわからない。


6巻のジビレはだいぶ印象変わったけど、3巻のジビレはマジでクソ

他人を密告することで褒めてもらう。まるで私のようなはてな民のようではないか。同族嫌悪が半端ない。それだけならまだいいが、「嘘を付いてまで人を陥れようとする」のははてな民以下のゴミ。しかもこれで逆恨みしてるんだから本当にクソ。


ジビレがクソすぎるので、エラが自分の意思で初めて人を殺そうとする

「一万人で一人を嬲り殺したら、罪は一万ぶんの一?
 一人ひとりの罪は、限りなくゼロに近くなると思うの?
 エラは肉を断つ手応えから逃れ、あなたは友達のためという大義を得る
 そうすれば、ジビレが味わう苦痛の責任はどうなるの?
 罪は、分け合えない。薄めていいものじゃないのよ。



ここまでは、実に一直線で面白い復讐譚。


ここで、エラに深刻なロジックエラーが発生する

彼女を育てた親は善良過ぎた。
その教えが、復讐のためなら人を殺してもいい、という割り切りを赦してくれなかった。
復讐のために傷つける相手、頃す相手をすべて背負うことになる。


今まで母の幻覚の前以外で全く弱みを見せなかったエラの表情が急に弱くなる

辺獄のシュヴェスタ2周め 2巻

ムター「母」

・ウラ あまり個性がない
・ナターリア こいつが極悪。通常時のリーダー。



「ヘルガ・フォイゲルン」の名前が登場。
テアさんってこの時点では微妙なキャラだったけど、最終巻であんなに活躍するとは…

1 天国から抜け出すのは、地獄から逃げ出すよりも難しいものよ

2 祈るものは目を閉じる。しかしその時考えるものは目を開いているのだ

本当は、このテーマをもっと掘り下げてやるつもりだったんじゃないかなと勝手に思ってる。

クラウストルム(錠)修道院

大都市ケルンが4つも入るほどの広さって…どんだけだよwww

前障(ぜんしょう、claustrum)は哺乳類の脳の中の一領域。外包と最外包の間に位置する灰白質である。大脳皮質の広範な領野との間に回帰的(reciprocal)な結合を持つ。大脳基底核の一部に数えられることもあるが、現在では機能的には関わりは薄いと考えられている

http://naming-dic.com/word/la/36446378  ラテン語における 「錠」の意味。

役立たずと思われていたヒルデの存在がカギだった

エラは宝石だ。賢さ、意思の強さ、そして何より考え続ける心の体力がある。
テアは必須だ。あの抜け道は、私達に欠かせない。人間的にはアレだけど、思い切りは悪くない。こういう環境では長所だ。じゃあ、ヒルデは? 
ここで死ぬ訳にはいかない。今の私に、他人の文まで支払う余裕はない。この壁の中、この森のなかで、ヒルデに支払えるものが有るとは思えない

ネタバレになるが、この時、ヒルデを切っていたら、最後のエンディングは迎えられない。
この時点でのヒルデは、あまりメリットがなくリスク要因だったが、だからといってこの娘を切るようだと成功できない。これが非常にうまく出来ている。

私たちは分水嶺の上にいる

「人が死ななくてよかった。そんな普通の感情がまだ湧くことに、今は心底、ホッとしている」



進んだ一歩が、次の一歩を耐える力になる。
これが今、私の持てる武器。

餓死するのにも、冬になるのにも、まだ考える時間がある。
全部行ってよ、ヒルデ。これからひとつずつ潰すから。


私はあんたを背負わないし、あんたたちが私を背負うことも望まない


ベルクマンと殺し屋ランベルト

「踏みにじられた人間にとって、踏みにじることは容易く。反射にすぎないのだ。」

三年生ヨハンナの兄。後から考えると、6巻の終わり方との比較のための存在。ランベルトはエラ。同じくらい鍛えていたし、動機も十分。それでも、疑われていたしミスったあとのヘルプもいなかった。また、ほんとうの意味で総長を狙える機会は、エラが3年間の忍耐の末得たあそこだけだった。

また、エラにまた背負わせるための存在でも有る。

復讐心は、鋼をも溶かす酸。
日ごとに容れ物(己)を鍛えるものだけが、その水を運び、事をなす

この時点では、まだエラは、自分を復讐のための道具としてしか認識していない。

古文とか漢文は当然教えるべきだと思うが、周辺知識(歴史)や故事成語を全く知らないやつに教えるのは効率が悪すぎるとは思う

「僕たちは勉強が出来ない」ってマンガがあって、これいいこと言ってる(ハイキューでも同じこと描いてたけど) この漫画、ラブコメ要素はメインヒロイン二人の設定が無駄になりすぎてて本当に大嫌いなんだけど、主人公だけは嫌いじゃないので悩ましいね。作者さんはストーリー構成が致命的に下手で、全体どころか1話ごとに見てもご都合主義に頼らなければ話を回せないと思うのに、それでいてキャラクターは魅力的に描けるというこのアンバランスさがほんとすごい。 改めて「ダブルハーツ」は打ち切って正解だった。あんなんこの作者さんに描ききるの絶対無理だったわ。

「つらいよう…勉強って全然楽しくないんだもん…あ、あのさ。こういうのってさ…まず英語の楽しさとか、そういうの先に教えてくれたりしないのかなーって…」

「ねえよ。そんなもん。できないやつにとって、勉強はつらくて当たり前なんだ。できないまま楽しくなるなんてありえない。できないなりに地道にコツコツ積み重ねて少しずつできるようになって初めて、楽しさが生まれるとおれは思う。お前だってたしか、はじめからすげえ水泳好きだったわけじゃなかったよな」

「う、うん。最初はただ悔しさをバネに毎日ひたすら練習して。たしかに水泳が楽しくなったのって、タイムが出るようになってからだった…けど」

(中略)

「ねぇ、成幸。 勉強はつらくて当たり前だって言ってたじゃん?あたしもそう思うし。勉強はやっぱキライなんだけどさ。
 そんなつらいことでも、文乃っていや、リズりんみたいな仲間と一緒に目標向かって頑張るのってけっこー楽しいよ。」

これって「実学」以外のすべてのことに言えると思うんだよね。
ろくに知らないとか、ちょっとだけやっただけでわかったつもりになってる人間に、できる人間や楽しさを知ってる人間がいくら話をしたところで「わかるわけがない」んだよね。

何がいいたいかというと、ちょっとやっただけで、自分が出来ないからとか自分が興味持てなかったからと言って、「自分の問題」としてとらえずに「◯◯なんて不要」「◯◯なんて時間の無駄」みたいな言い方をする人間は
まだ◯◯について何にも分かってないくせに、あたかも自分が◯◯についてわかったような面をして語ってるという意味で青ニ才だってことです。




というわけで、増田は原則としては門前払いです。一生納得出来ないままブツブツ言っとけ♫

https://anond.hatelabo.jp/20180104132743
んでこれ読みました。英語学習するのに英文法なんてイラんだろ、みたいなノリの記事なのであんまり読む価値はないかな。

上で書いたとおりまず最初に思うのは、「受験で使うレベルの古文や漢文すら出来なかった人間が、古文や漢文の価値や是非を語るな」って思ってしまいます。
こういう話がしたいなら、最低限自分は古文や漢文をしっかりやって一定の理解をしている人間であることを証明してからにしてほしい。

そういうレベルでない人は、もうちょっと謙虚に教えて欲しい、という態度を示すべきかなと。 

私は前にも書いたとおり、ほとんどの場合トーンポリシング肯定派だからね。 「こういう雑な語りをしている人間は無視されてしかるべき」という主義です。私が乱暴な口調で語りかけてる相手は、その時点で「相手のことを尊重してない」ってことですし、私も、乱暴な口調、雑な口調で話しかけられたらその時点でその人の主張は99%割引いた状態で見ます。そういう人は慇懃無礼にお引取り願うことになるでしょう。

実際はどうかしりませんが、少なくとも増田を読む限りだと、あなたは単に古文や漢文を食わず嫌いしてアンチしてるオマヌケさんにしか見えません。

id:murishinai "納得のいく理由があるなら、是非聞かせてほしい" こういうものの言い方をする人が "納得" することはほとんどないというか「俺は納得しないぞ」というお気持ち表明でしかないよなぁ、とか思う

id:zeromoon0 最近「論理的に納得いくよう説明してくれ」という奴は基本的に何を言っても理解しようとしない気がしている

という冷たいブコメがつくのは仕方ないと思います。



論理的に納得の行くように説明をして欲しいなら、論点を自分でちゃんと絞れやカス

このあたりから、上の増田書いた人間のことは割りとどうでも良くなっているので自分がいいたいことだけいいます。

自分が何をいいたいかもちゃんと整理できないのに、相手がそれを読み取って論点も整理して自分が納得してくれるように説明してくれとかアホか。

お前が今まで色んな人に疑問をなげかけてまともに納得する答えをもらえなかったのだとしたら、それはお前が自分の言いたいことを整理したり、論点をちゃんと相手に示すことが出来てないからだろうが。 それにもかかわらず俺を納得させられないなら俺のほうがただしい、と殿様みたいな態度取って答えてもらえると思ってるなら大間違いなんだよ。お前に論理的な会話なんぞ百年はやいわボケ。


古文漢文必要論不要論を論じたいのであれば「◯◯という点において不要」をちゃんと絞れ。

古文漢文が実学かどうかという話で言うなら、今の世の中では実学ではないだろうよ。実学でないから不要という意味なら、人によっては古文漢文どころか数学や英語だって不要だろ。
お前のクソ理屈だと、今お前が使ってない教科は全部不要だろうが。 お前は今英語つかってんのか? 数学使ってんのか? 物理や科学活かせてんのか? 
そういう話がしたいのであれば、職業訓練校の必要性を訴えてた話のほうが早いからそっち行け。 古文漢文だけ不要という理由には程遠いわボケ。


受験科目として不要という話で言うなら、そういう科目を不要としている大学受験しろ。
センター試験にあるのは納得できない」というのであれば、センター試験、ひいては国公立大学の話に限定されるわな。
国公立大学が古文漢文を必要としている理由だったら文科省のHPに乗ってるから、せめてそれ読んでから反論する形でお前の主張を述べてみろ。


そもそも高校の時のカリキュラムとして現在では優先度が低い。たとえばプログラミングなどを優先しろって話なら、それに絞れ。そういう話なら、N高校をおすすめしとけ。



お前はこの3つの論点がごちゃごちゃになってるんだよ。 お前がまずぜんぜん論理的に話出来てない。なのに自分は書くべきことは書いたような面をして「俺様を論理的に納得させてみろ」とか言ってるんだよ? 



お前全然論理大事にしてないじゃん。なんで俺は論理をわかる人間だ、みたいな面してんの? 



……いうわけで、こういう風に乱暴に話したらキクミミ持たないでしょ。
論点を絞ってくれたら1つずつ解答は得られると思うし、あとはそこから自分でさらに考えたらいいと思います。

ネットだと馬鹿でも発言権あるし、馬鹿は馬鹿で集まりやすいからいいね!とかはたくさんもらえるかもしれないけど、やっぱり馬鹿の発言だけでは現実はなかなか動かないですね。百田尚樹さんくらいおエライ立場になればこういう放言をしても相手してもらえるかもしれないけど、そうでないなら「戦闘力5か、ゴミめ」で終わりになると思うんですよね。



古文とか漢文は当然教えるべきだと思うが、周辺知識(歴史)や故事成語を全く知らないやつに教えるのは効率が悪すぎるとは思う

ちなみに、私は「古文や漢文を教えてもらってよかった」と思っている人間です。

単純に私は楽しかったからそう思ってます。

必要性とかは私が論じられる話ではないのでカットします。 たとえばこんな意見が有るようですが。

tsubo1 日本語が積み重ねてきたセンスの源。

m_shinzaki 古文漢文の読解って論理構造の読解能力の訓練にめっちゃ有用だし、割と直接的に現代文の読解に役立ちますよ/教え方にもよくないところあると思う

ただ、まぁ私が楽しいと思えたのは「できるようになった」からですね。

古文や漢文ってのは教養ってよく言われるけど
理解して楽しめるようになるために、さらに事前の教養というか前提知識が必要になると思ってて、
私はたまたまそういうものをマンガとか小説とかで学べていたから楽しめた。そういうものがない人にはかなり辛かったと思う。


でも、これってそのまんま古文や漢文の必要性でもあるんですよね。
できる人にとっては当たり前でも、実は理解したリ楽しむために古文や漢文の知識が教養として必要になるものって結構あるんじゃないかな。
実際にそういうものにぶち当たるまではその価値を感じ得ないけれど、恩恵は結構大きいと私は思うねん。

でも、受験で不要だったら多分誰もやらないよね。
受験で必要ってことに納得行かないかもしれないけど、とりあえずやらなきゃいけないもんなのだから、徹底的にやってみればいいじゃないかな。




まぁそんなわけで。
古文とか漢文は当然教えるべきだと思うが、周辺知識(歴史)や故事成語を全く知らないやつに教えるのは効率が悪すぎるので可哀想だなぁくらいには思う

というのが私の結論。

辺獄のシュヴェスタ1

「ローマ劫略」
超重要イベント。1515年頃から1540年ころまで。
カトリックの権威が決定的に失墜し、新教徒の戦いになる。

この際に被害にあった少女たちを、総長がスカウトして尖兵として使う。
どっかで見たと思ったら、この総長、モズクズ様なんだよなぁ

黒服の修道女(ムター=母)タチ

①「ロスヴィーダ」 
顔を包帯巻きにして麻薬入りスープ作ってる人
神を信じますと言っておきながら、麻薬に頼る。全然信じてないじゃん。

②「ヴィルケ審問官」
総長のファン過ぎて、他の人間はどうでも良くなってる坊主。









罠だらけ

「最初に逆らったらどうなるか見せた後優しくする」罠
「おいしい豆スープ」罠
「愚図なヒルデに対して苛立つ」 罠
「どんな日々にも、悦びはあるのだ(アーモンドの花の厳格)」 罠
「神の恩寵で満たされた庭(厳格)」 罠
「ご飯を食べなかったことを真面目に告解する」 罠 →ミリアム死亡
「違反者が死刑になるところを見せて、恐怖で従わせる」

魔女とはいえ、彼らにとっては家族だった。
それを失った怒りや悲しみを誰もが抱えてここへ来る。
けれど一年後、それを覚えているものは、一人もいない

大切な品であっても、重い荷はおろしたがるものなのです。そう、これはあなた方自身の願。ほら、痛みの荷を下ろせば、世界はこんなに美しいのよ

この部分など、総長の思考によってもっと幸せになっている人を見ていればこの作品は、もっと恐ろしい作品になっていただろう。

空腹の人間に、虹を見せるようなもの。それを優しいとは言わないわ

この作品は、わかりやすくするために、総長の悪や欺瞞が死ぬほどわかりやすく描かれている。


人が神を求める理屈を序盤は延々と描いている。=ふつうの人間は何かに服従しているほうが楽

人を、孤独の不知から引き上げるものはなんだろうか?家族?友人?恋人?しかし実際の所、そうした相手といてさえ、時にはより一層、人は孤独を感じるものだ。

孤独からひきあげるもの、それは畏敬だ。世には、報われない愛、報われない努力が有る。しかし報われない畏敬は存在しない。それ自体が悦びとなるからだ。

お前がそうだからと言って他のやつに押し付けるんじゃねえよハゲ!

黙っていたら、心なんて崖の上でも泥の中でも赤ん坊みたいに眠ってしまう。

FGOは旧来の型月ファンよりもアイマス(特にシンデレラガールズ)ファンとの相性がいいと思う

https://anond.hatelabo.jp/20180102130531
お、なんか桜スキーの同士が鼻息荒く何か語ってるから私も馴れ馴れしくマウンティン気味に話しかけちゃうぞー。

私は月姫→plusディスク→歌月十夜fateメルブラhollow空の境界fate/zero→まほよ→FGOという形でだいたい本筋は全部プレイ済だしDDDも読んでる。
んで、当初から桜シナリオがいちばん好きだったから周りの反応にはやきもきさせられたが、比村奇石さんのサイトなどに桜ファンが集って、同士の存在を認識して癒やされてた。なので、そんなやつはゴロゴロいるのを知っている。

だからまぁ、上の増田はそういうやつらの一人にすぎないわけだが、やたらと鼻息あらくて好感が持てる。私の青二才センサーが、既定値以上の青二才度を検出しちゃったぞ。


増田はね、格好付けてるけど、少なくとも文章だけみてたら書いてる内容は好き嫌いの話のレベルでとどまっており、語りの内容がレベル的に物足りない。そういうレベルの立ち位置から他のルートを嫌いだの認めないだのといってるのは本当にクソだと思うんだ。他の桜スキーまでクソだと思われちゃうだろ。 やめてくれよ。



言うまでもないと思うけど、fateは個別ルート3つをバラバラに認識してたらダメなシナリオだよね

あのさぁ。

前の2つのルートは、fateという作品において否定されるべき存在であり、それについて前2つのルートにおける衛宮士郎にムカつく、なんてのは当たり前なんだよ。そういう風に描いてるんだから。
でもその嘘や欺瞞がもたらした結末は美しいだろって話なんだよ前2つのシナリオは。

ヘブンズフィールというシナリオを本当に理解しているなら、第一ルートと第二ルートが必要だったことくらいわかるだろ。
そして、そのシナリオがニセモノだったが美しいものだったと認められるはずだろ。
第一ルートと第二ルートの価値がわからないものが、ヘブンズフィールにおいてセイバーを否定するシーンの価値を本当に理解できるのか?
増田の文章読んでる限りでは、そこのところ全然理解できてないんじゃないかと思って心配になるわ。


私が説明するより下の記事にまとまっているので増田は下の記事読んでくれ。桜ルートが一番好きだったお前なら理解できる素質はあるはずだ。なんでこの記事もっと評価されねえかなぁ。

http://pasteltown.sakura.ne.jp/akane/games/impression/fate.htm

増田は、単に3つを個別のものとして同条件で比較し、その中で好き嫌いを述べているだけなのに対し、
この記事は、作品における桜ルートの位置付けを理解した上で、個別結論としては優秀だが、最終シナリオとしては不完全、である、という評価をしているわけだが。

そういう評価も受け入れられないって言うなら、増田は、ヘブンズフィールのことを本当にわかってるといえるのか?
ヘブンスフィールには、プレイヤーすべてを納得させるだけのパワーが足りなかったことを理解しつつ、それを補完してくれるかどうか、という視点で劇場版ヘブンズフィールに期待するのが、真の桜スキーだろうが。お前は何を言ってるんだ。
ちょっと頭冷やしてくれ。


それにしても、劇場版ヘブンズフィール、第一話を観る限りかなり期待しても良さそうだよね。本当に完結が待ち遠しいわ。


増田は「プリズマ☆イリヤ ドライ」も読んでくれ

もっといえば、この記事で書かれている本来存在すべきだった第四のイリヤルートは、擬似的にでは有るが「プリズマ☆イリヤ ドライ」で描かれているところまで認識できてるかい?

これは衛宮士郎という主人公の人格では不可能だった。
残念ながら、Fate Extraの主人公も、FGOの主人公もダメだ。
どっちの主人公も、「世界を敵に回してでも守るべき存在」を見いだせていない。FGOの主人公のパートナーであるマシュは「後輩」に徹することを強いられている。度し難い。

でも、「プリズマ☆イリヤ ドライ」にはちゃんとそういう存在がいるし、そういう問いかけが行われる。

世界とミウと、どちらを選ぶか問いかけられる。 そして、それに対して、イリヤ衛宮士郎と別の答えを出す。 第四ルートとして想定されていた答えを。

fate stay/nightの構造を増田がちゃんと理解してるなら、この作品をスルーなんてできるはずがない。ちゃんと読んで増田で感想文書けよ、絶対に!




あ、忘れてたけど記事タイトルの話について一応書いとくか

FGOはHFこそがfateだという人間には向いてない。逆にUBWこそがfateだという人間にとってはこの上なくfateらしいシナリオであり、個人的にはUBWより面白かった。

FGO は、課金システム周りに着目するなら、英霊を使ったアイマスシンデレラガールズだ。
課金マスターが使う言葉遣いは「◯◯をカルデアにお迎えした」であり、「◯◯をわがプロダクションにお迎えした」と同じだ。
しかも、フレンドシステムが自分のサーヴァントを見せびらかせられるシステムになっている。
FGOの認知が高まった後では、普通にtwitterで披露したら褒めてもらえるようになったけれど、それまではフレンド欄がアイドルを披露する場所だった。本当によく出来ている。

しかも、FGOはアイドルのストーリーを先に体験させ絆を高めた上で引き離し、それからガチャに並べる鬼畜仕様になっている。
増田にわからない部分ですまんが、エレキシュガルやメルトリリスのシナリオは、もう殆ど美人局なみの脅迫度を持つ。
「彼女にあそこまでやらせておいて、責任を取らずに放置していいのか」と思わせるようなシナリオになっている。
これはシンデレラガールズをヒットさせたサイゲームスですらやってなかったことで、最近になってグラブルが真似しだしてて草生える。マギアレコードは全然分かってないのでゴミ。

そういう意味で、ゲームシステム的には完全にアイマスだ。月姫が好きな人よりもアイマスが好きな人種の方が適応性が高い。
礼装とか、服の着せ替えシステムとかもあるからな。 FGOアイマスと理解しておけばだいたいオッケーだ。 戦闘システムの話は割愛。
むしろ、fateのシステムを、日本のソシャゲが儲けるために一番最適な形にチューンアップした塩川サンマジ有能。



で、シナリオについてだが、これは根幹部分としてはUBWルートだ。エミヤの位置付けにある存在が◯ロ◯ンに変わっただけだ。
だから、FGOはHFこそがfateだという人間には向いてない。逆にUBWこそがfateだという人間にとってはこの上なくfateだろう。

FGOの主人公も、衛宮士郎と同じくぶっ壊れた人間であり、HFのようにそのぶっ壊れ具合が改善されることはないし、そのぶっ壊れ具合がひたすら肯定的に描かれるので、多分増田には辛いだろう。あまりオススメはしない。
方向性は同じでもスケールは違う。 「みんなで一緒に戦う」という要素が非常に強くなっており、お陰で成し遂げられるスケールが圧倒的に大きくなっている。
あえて言えば、主人公サイドこそUBWだが、六章や七章では名もなき人たちの戦いであり、主人公はそれを助けると言う立場であるから、HFの増田にも楽しめるのではないかな。私はHFこそが最高だと思っているが、UBWはそれはそれで好きだし、この方向性を認めるのであれば敵陣営の描き方はかなりレベルアップしていて、UBWよりも楽しめた。



なので、増田にはこう言いたい。あらためてfateの作品構造を見直してみて、やはりHFしか受け入れられないと言うなら、FGOの存在は忘れてプリズマイリヤドライを読め。
UBWも受け入れられるようになったのであればFGOはいいぞ。



あとどうでもいいけど、Apocryphaはクッソつまらなかったんだけどあれ何がいけなかったんだろう。。。